「ボクらの時代」堺雅人&竹内結子&中村義洋監督
「ボクらの時代」
出演:堺雅人(俳優)・竹内結子(女優)・中村義洋(映画監督)
フジテレビ 2月7日放送
公開中の映画「ゴールデンスランバー」の監督と出演者の鼎談。
中村義洋監督と堺雅人さんは「ジャージの二人」(2008年)、竹内結子さんは「チーム・バチスタの栄光」(2008年)、「ジェネラル・ルージュの凱旋」(2009年)で一緒の仕事をしています。
最初から、監督が竹内さんにメロメロだという話題で始まります。
興味があれば相手の事を聞くはずで、自分は竹内さんのプライベートをほとんど知っているのに、自分のことを聞かれたことがない、何も聞かれていないと3年目にしてわかった、と監督は冗談めかして語ります。
今回竹内さんが夫婦役で共演した大森南朋さんには質問をいっぱいしていた話となり、堺さんがフォロー・・・
「時間を共有することが充分出来れば、質問の意味が無くなるのではないか」
竹内さんも、大森さんとの共演は1日2日であまりコミュニケーションがとれなかったので、と弁解?・・・。
竹内さんは堺さんとの初顔合わせには「ウニって何科の動物?」と・・・。
事前に、堺さんが博識だと聞いていたようです。
3人の原点は・・・
中村監督~大学で自主映画を制作、崔洋一監督などの助監督を務め、その後監督デビュー。
助監督当時、バイトと掛け持ち出来るか?と聞いて怒られた。
仕事をしている人たちの気遣いを見てきて「人間にしてくれた」と。
堺さん~大学のサークルから劇団へ。
駄目な新人で、作った階段が壊れたり、人を怪我させることが多かったエピソードが数々。
全部人格否定から始まり、ゼロからのスタートだった。
竹内さん~高校入学前に原宿でスカウトされた。
やりたいことがなくて、女優という仕事はやっていくうちに好きになってきた。
子供時代は、とにかくうるさい子で“目の前に跳び箱があれば飛ぶような子”だった。
気づかれないように障子の穴を開ける方法を披露。
堺さんが、臆病で小さくまとまっていた頃、ビックになりたかったし、知ったかぶりをしていた若い頃を振り返って・・・
今、ある程度出来ることが増えてきてから、逆にちょっと若気の至りができるようになったし、わかりません出来ませんと言えるようになって、非常に楽になった、と。
それを受けての竹内さん・・・
それは大人になったということでしょう。
自分もとにかく早く大人になりたかった、ものを知らない自分がどんどん嫌になっていった。
でも大人になっても変わらなくて、知らないものは知らないと自分を認めた上で人と接したり出来ることが大人なのだなあ、と。
3人共通している、となって・・・
知らないと言うことの怖さ、バカだと思われているのではないかという怖さがあったので、ちょっと隙のある人、この人自分がどう思われているのか考えていないんじゃないかという人に憧れる、となり・・・
ここにまた、大森南朋さんの名前が登場しました。
怒ること、怒られること・・・
竹内さんは、厳しい父親によく怒られ、監督にもよく怒られたがその監督は今は大好き、と。
中村監督は怒れなくて、怒れる男にジェラシーを感じる、と。
堺さんは、劇団時代は自分を棚に上げてよく怒っていた。
最後に必ず「バカ!」とつけて・・・。
3人共に共通点が多いようで・・・
何より、理路整然と話せない、話し言葉と書き言葉が乖離する、文通やチャットなら出来るのに、などと共感し合い、トーク番組が苦手な3人を呼んだのがまずかった、という〆になりました。
番組内でのコメントを集めたものを、こちらで書いています。↓
関連記事です。よろしかったらどうぞ。 ↓
« 「龍馬伝」第6回“松陰はどこだ?” | トップページ | 金子由香利さんの歌がケータイのCMから流れて・・・ »
「テレビ雑感」カテゴリの記事
- 朝ドラ「虎に翼」が終わって、思ったこと諸々。(2024.09.29)
- ドラマ「マウンテンドクター」(第1回)を観て(2024.07.11)
- 朝ドラ「虎に翼」鑑賞中(2024.05.29)
- 朝ドラ「ブギウギ」が終わって(2024.03.30)
- NHK「ふたりのディスタンス ピース 綾部祐二と又吉直樹」を観て(2023.12.28)