「ウエスト・サイド物語」の音楽を聴く 「ラジオ深夜便」
<ラジオ深夜便>
2月24日・午前2時台〔ロマンチックコンサート〕
思い出のスクリーン・ミュージック:
ミュージカルの名作「ウエストサイド・ストーリー」
「ウエスト・サイド物語」(1961年)は、それほど何度も観ていなかったはずなのに、音楽を聴くとそれぞれのシーンをはっきりと思い出せるのが不思議です。
当時は、当然ビデオやDVDは無くて、テレビの放送も古いB級作品ばかり・・・。
映画館に何度も通うには経済的に大変で、リバイバル上映なども期待できませんでしたし・・・。
そんな時代だったからこそ、一度観た映画の感動は忘れられませんね。
田舎から都会に出てきて、一日かけてレコード店を回って、サウンドトラック盤を探して回りました。
あとは、雑誌を観ながら、レコードを聴いて、脳内再生の毎日でした。
最近の映画より、昔観た映画のシーンを鮮明に覚えているのは、別に年齢のせいだけではない(と、思いたい)ですね。
映画に対する集中力・・・今逃したら永遠にチャンスが無い!・・・そんな思いが強かったような気がします。
今日の「ラジオ深夜便」のアンカーは石澤典夫さん。
アンカーによっては、音楽の合間に、その音楽とは関係なく、リスナーのおたよりを読むことに徹している方もいます。
それはそれでリスナーが喜ぶのでしょうが、個人的には石澤さんのようにその音楽に関する話題を取り上げてもらった方が嬉しいですね。
それに、当時の空気をよく知っていて、自分の体験から語ってくれますから説得力があります。
今回も、事前に作品を観直して、作品のこと、ロバート・ワイズ監督のこと、60年代から70年代にかけて発表されたミュージカル作品などなど、詳しく話題を提供してくれました。
もちろん、ジョージ・チャキリスやナタリー・ウッドの他の出演作品などについても・・・。
石澤さんも、チャキリスの今回の来日を伝えていましたが、先日の「徹子の部屋}(テレビ朝日)に、彼が出演していました。
彼を観かけたのは、ドラマ「日本の面影」(1984年・NHK)の小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)役以来なので、本当に久しぶり・・・。
驚いたことに、髭が異様に濃い以外には当時とほとんど変わりありませんでした。
75歳、ちょっと奇跡的な若さでしたね。
今回の来日の目的は、1年間かけて開催中の「午前十時の映画祭」のPRのためのようです。
「徹子の部屋」での様子や映画祭については、以下で詳しく書いていますので、よろしかったらお訪ねください。↓
言葉の味、話の味〜ジョージ・チャキリスさん「徹子の部屋」2010.2.16.
ロシュフォールの恋人たち デジタルリマスター版(2枚組) [DVD]
ジョージ・チャキリスを検索
<曲目リスト>
プロローグ
ジェット・ソング
何か起こりそう
マリア
アメリカ
トゥナイト
アイ・フィール・プリティ
クール
あんな男に;私は愛している:[メドレー]
恋は永遠に
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