「龍馬伝」第10回“引きさかれた愛”
大河ドラマ「龍馬伝」第10回“引きさかれた愛”
NHK総合 3月7日放送
今回は、龍馬(福山雅治)の初恋の人と言われている加尾(広末涼子)との別れ・・・。
切なかったのですが、前日に観た番組「龍馬を愛した女たち~ヒロインたちの龍馬伝」のおかげで、個人的にはサラッと観られたような気がします。
佐那(貫地谷しほり)との別れもあっさり感がありました。
でも、この二つの別れには後日談があります。
より感動できるものだと思います。
番組については、ネタバレ気味になりますから、最後に書きますね。
二人の悲恋シーンを観ながら、つい先週誰かが書いていた「次回をすっ飛ばして、その後の龍馬の活躍を早く見たい」というブログを思い出してしまいました。
こういうシーンが苦手で、共感気味に笑ってしまった私でも、さすがに最後にはジーンと来ましたが・・・。
泣けてしまった方には、第2部をお楽しみにと言いたいですね。
より強く大人になって、それでも龍馬を想う加尾と佐那が観られます。
「龍馬を愛した女たち~ヒロインたちの龍馬伝」を観ていた人にはわかることですが・・・。
NHK大河ドラマ 龍馬伝 オリジナル・サウンドトラック Vol.1
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岩崎弥太郎(香川照之)は、吉田東洋(田中泯)に認められて長崎へ・・・。
短いシーンですが、相変わらず強烈な印象を残しています。
弥太郎に代わって、武市半平太(大森南朋)の出番が多いですね。
だから、これまでの直情径行気味の彼とは違う、心情がわかるようなシーンもありました。
隠密として公家へ奉公に出されることになる加尾。
武市と龍馬とのシーン。
「攘夷なら、今すぐ異人を斬りに行け」と言う龍馬、対して「攘夷には、自分たちが力を持って、藩を強くし、幕府を正さなければ」と言う武市。
「大切なものを守る」という龍馬が、やはり女のためだけという感じがして仕方が無いですね。今のところ・・・。
龍馬のセリフに「長いものに巻かれるような生き方はしない」とありますが、いまひとつ意味がわかりませんでした。
武市の生き方が長いものに巻かれている?元側用人・柴田(北見敏之)の指示を受けたこと?これは一応武市のほうが柴田を利用しようとしたんですよね。
それとも、自分は自由に生きる?ということですかね。
その後、悩むものの、柴田に逆らえない武市・・・
元々は妹の幸せを思ってのはずが、腹を切ってまで成し遂げなければならなくなる平井収二郎(宮迫博之)・・・
偉そうに言えば、みんなまだまだ未熟だった頃なのだなあ、と思ってしまいました。
演じているのが、立派な大人の俳優たちなので、どうしても思い込みが出来てしまっています。
それにしても、女性は強いなあとは思いますね。
本当に自分で決めたかどうかはわかりませんが・・・。
それにしても、いつの間にか結婚していた乙女(寺島しのぶ)。
夫・岡上(温水洋一)に気を遣っている姿がしおらしくて、おかしかったですね。
温水さんということでも癒されます。
後藤象二郎役で、朝ドラ「ちりとてちん」の青木崇高さんが登場。
懐かしかったです。
象二郎って、吉田東洋の甥だったんですね。
歴史に弱いので、そういうことを知っただけで新鮮な気分がします。
6日の「土曜スタジオパーク」のゲストは、ピエール瀧さんでした。
緩くて楽しいトークで、1時間笑いっぱなしでした。
いまだに印象に残る、あの「いかん、いかん、いかん・・・」はアドリブだったようです。
演じる溝渕広之丞は、龍馬にとっても重要な人物のようですが、ずっと癒し系のポジションで楽しませてくれそうですね。
6日放送の「龍馬を愛した女たち~ヒロインたちの龍馬伝」では、4年後に龍馬とめぐり合う、加尾と佐那のシーンが観られました。
撮影シーンが観られたのも嬉しいのですが、広末涼子さん、貫地谷しほりさんの女優としての真摯な姿勢が見られたことに、とても満足しています。
加尾と佐那がその後どのような人生を送ったかも、ちょっとですが語られていました。
番組を観た感想は、こちらでどうぞ。↓
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