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「ボクらの時代」渡部篤郎&広田レオナ&板尾創路さん

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「ボクらの時代」“不思議は尽きない・・・”
                       出演:渡部篤郎(俳優) 
                               広田レオナ(女優)
                               板尾創路(芸人・俳優)

                                           フジテレビ     3月21日放送

渡部篤郎さんが、二人は似ているタイプかもしれないと、広田レオナさんと板尾創路さんを引き合わせての鼎談です。

まず、無口でクールなイメージの渡部さんが、独特な世界を持っている板尾さん、とにかく楽しい広田さんの魅力を別室で語ります。

広田さんが席に着くときに椅子を引いてやり、会話中に広田さんの髪に何か着いてるのを見つけて取ってあげたり・・・なかなか気遣いの渡部さん。

一方、板尾さんはなぜか場違いな白いタキシードで登場・・・それだけで不思議な世界をかもし出しています。

渡部さんは2006年に単身でフランスに渡り、フランス語でのフランス人との二人芝居に出演しています。

芝居のことを考えないで、格好良いと思って行ったけれども、現実は違っていたので、毎日止める理由を考えていたとか。

歯が欠けたこと、果ては曇っているので太陽が見たいとか、まで考えたが、格好良く帰ってくる理由が見つからなかった、と・・・。

結局、日本の仕事を1年間休むことになったけれども、虚栄心とか無くなり、謙虚になった、と語っています。

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15歳でモーリス・ベジャール主宰のベルギー国立芸術学校に入った広田さんは、20歳で女優デビュー。

ピーター・フォンダと共演した「だいじょうぶマイフレンド」(1983年)懐かしいですね。

彼女の可愛らしい歌声がバックに流れていました。

私生活に支障をきたすので、真面目な役や3行以上セリフがある役は引き受けない、とか・・・。

人を好きにならないけれども、好きだ好きだ!結婚して!と言われると「そっかあ」となって・・・だから、バツ2なのだ、と語っています。

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渡部さんは映画「コトバのない冬」、板尾さんは「板尾創路の脱獄王」でそれぞれに初監督を務め、現在公開中です。

そのためにインタビューされる機会があって、渡部さんが戸惑ったこと。

好きだった映画は?とか、初めて買ったレコードは?とか・・・

東映まんがまつり」とか、「泳げたいやきくん」とかと答えても納得してもらえない雰囲気になるようで・・・

同調する板尾さんは、やはり「東映まんがまつり」と「黒猫のタンゴ」でした。

広田さんは、ブルース・リーと答えて、もっと小さい頃には?と聞かれ、女中さんが居る生活で、3度も誘拐された(されかかった?)話をしています。

独特の世界がある人ですね。

「誘拐する人も悪いけど、自分にも問題があるんでは?」と、板尾さんからさりげなくツッコミが入っています。

板尾さんの映画には、戦中の設定なのに、独房の中で中村雅俊さんの「ふれあい」を歌うシーンがあり、それを観た渡部さんは凄いと感じた、と・・・。

板尾さんはセリフがまったく無く、歌だけを歌いますが、絶対それはやりたかったと語っています。

セリフが無いということに広田さんが食いつき、「そこですか?」と突っ込む板尾さん・・・話の腰を折られた渡部さんは笑うばかり・・・

と、3人の不思議な空間が広がっていました。

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結婚観については、
他人だし異性だし、合わないのが当たり前、一目ぼれはしないけど、自分の仕事について知らない奥さんとの空気感が良い、とは板尾さん。

付き合ってすぐにいずれ別れがくるような気がして、それが来る前に、別れないために結婚しようと思った、もちろん愛とか恋の気持ちがあるんだけど、と渡部さん。

広田さんの“渡部さんは本当にセクシーなのか、と聞かれるんだけど”に対しては、もうそんな恋愛対象にはならないでしょう、と淡々と答えているのが印象的でした。

板尾さんに関する面白いエピソード・・・

創路という名は父親が付けてくれたのに、家ではイチローと呼ばれていた。

広田さんは、創路を釧路(くしろ)だと思っていた。

渡部さんが今田耕司さんから聴いた板尾さんのトイレでの奇怪な行動・・・手を洗った後に乾かして、又出しっぱなしの水道で水を飲み、濡れた手のまま出て行った。

本人、自分の中で解決しているので、説明する必要が無い、と・・・。

不思議な世界を展開する二人を、笑顔で見守る渡部さん・・・。

渡部さんの印象がかなり変わりましたね。

スタッフの笑い声が、今までに無く聴こえた回でもありました。

最後の恋,初めての恋

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ゲルマニウムの夜 デラックス版

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