「龍馬伝」第14回“お尋ね者龍馬”
大河ドラマ「龍馬伝」第14回“お尋ね者龍馬”
NHK総合 4月4日放送
第二部の初回ということで、岩崎弥太郎(香川照之)の回想から始まりました。
成功した弥太郎の回想は、わずか20年前の話なんですね。
いかに劇的な変化があった時代かがわかります。
音楽が微妙に変わったと思うのは気のせいでしょうか。
西部劇風だったり、フラメンコ風だったり・・・
一番怖いのは、ラストの以蔵(佐藤健)のシーンに音が無かったことですね。
その以蔵が人斬り以蔵と呼ばれていくことは知っていましたが、こんな経緯があって、と考えればよくわかります。
でも、長いシーンで、観ていて辛かったですが・・・。
刀でではなく、結局絞殺になってしまったのが、よけいにリアル感がありました。
佐藤さん、熱演でした。
これからどんどん血生臭い状況になっていくのでしょうか。
観ていなかったのですが、「新選組!」(2004年)はどうだったんでしょう。
NHK大河ドラマ 龍馬伝 オリジナル・サウンドトラック Vol.1
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武市(大森南朋)の本心なのか、上手く利用したのか・・・
結局、以蔵への対応は龍馬に対するものと同じでしたね。
このところ武市の露出が多いのは、時代の流れの中での自然な描かれ方なんでしょうか。
沈着冷静に見えて、時折りパニックになったりしているシーンがあって危うさがありますね。
それは弥太郎にも言えて、こんなに弱くなったかな、と思うほどです。
家族の強さ、特に妻の強さに笑わせられますが・・・。
龍馬(福山雅治)は、汚い格好で現れましたね。
大阪で弥太郎と対面したときは、逆になっていたのが笑えましたが・・・。
明るく薩摩行きを語り、弥太郎に土佐へ戻ることを勧め、軽快に立ち回りをしてみせる龍馬は確かに一回り大きくなったようです。
ただ、自分が松田東洋の暗殺者と狙われていることを知っていて、武市には武市が狙われているようなことを言いに行った?のが、ちょっとわからなかったのですが・・・。
武市は京へ上る計画を妨害されないようにということで、以蔵に井上佐市郎(金山一彦)を殺させた(そう仕向けた)のでしょうが・・・。
金山さん、この回だけなんですね。
龍馬が武市に会いに行ったとき、それとなくその後の坂本家の様子を知らせながら、自分の力添えも付け加えていましたね。
やっぱり武市は怖いです。
ちなみに、この後の「ナスカの地上絵に・・・」(TBS)のナレーターは大森さんでした。
大森さんのCMの声を聴いたことはありますが、番組のナレーションは珍しいような気がします。
また、10日のNHK「トップランナー」(23:30~24:00)のゲストは大森南朋さんです。
「龍馬伝」の話は、まず出るでしょうね。
今回、初登場の勝麟太郎役の武田鉄矢さん、臆せず朗々とした声での大演説は、やはり金八先生を連想してしまいました。
それにしても、「JIN-仁」(2009年)の緒方洪庵役は良かったですよね。
それに、汚い龍馬の福山さんを観て、つい内野聖陽さんの龍馬を思い出してしまったのも確かです。
私塾・坂本竜馬 <<武田鉄矢 著


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