「龍馬伝」第15回“ふたりの京”
大河ドラマ「龍馬伝」第15回“ふたりの京”
NHK総合 4月11日放送
舞台は京都ですね。
加尾役の広末涼子さんが、しっとりとして大人の女性になっているのが印象的でした。
紅葉の赤が綺麗です。
加尾が再会した龍馬(福山雅治)を住まわせた家の、縁側の吊るし柿がいつも静かに揺れていて・・・と結構セットの美術関係の方に目が行ったりしていました。
武市(大森南朋)は、目的のためにはもう迷うことは無いという感じで、怖いですね。
完全に以蔵(佐藤健)を利用しています。
その以蔵、龍馬と逢って安らぎや龍馬の大きさを感じながらも、武市からはやはり離れられない・・・何とも切ないですね。
でも、龍馬と以蔵と加尾が一緒に語り合いますが、あの後武市や収二郎(宮迫博之)への口止めをしたんでしょうか。
ちょっとよけいな心配をしてしまいました。
大森さん、10日の「トップランナー」(NHK)で、最後をどのように演じるか検討中、と言っていましたね。
番組の中ではリハーサル中の映像もありました。
演出家と話し合い、意見を出したりしている姿を観ていると、以前の「龍馬を愛した女たち~ヒロインたちの龍馬伝」もそうですが、若い人なら俳優としての仕事に魅力を感じるだろうなあ、などと思ったものです。
NHK大河ドラマ 龍馬伝 オリジナル・サウンドトラック Vol.1
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土佐のシーンは、弥太郎(香川照之)の登場でしたが・・・
緊迫するシーンばかりでは、と挿入されたんでしょうか。
大根をめぐっての、弥太郎のひとり“ノリツッコミ”
出来た嫁(マイコ)に家族みんなの疑問“なぜ嫁に?”
そして、本人の“ワシもじゃ”・・・
笑わせてもらいました。
龍馬が加尾に「喧嘩しないで、日本を守るためにはどうしたらいいか」というセリフに、前日観た「大仏開眼」の吉備真備(吉岡秀隆)を重ねてしまいました。
そちらも、貴族の争いを止めさせ、干ばつや疫病で苦しむ人々を救うために苦悩する姿が描かれていましたから・・・。
先週「お元気ですか日本列島」(NHK)で、偶然いちむじんのインタビュー部分を観ることが出来ました。
ドラマのラスト「龍馬伝紀行」の音楽を担当しているグループです。
クラシックギターディオの二人は26歳で、高知県出身。
同じ学校のギター部だったとか。
“いちむじん”とは、土佐弁で“一生懸命”の意味。
龍馬が脱藩したのが26歳くらいだったと、龍馬について熱く語っています。
改めて、高知の人の龍馬に対する思いは特別のような気がしたものです。
来週は、ジョン万次郎役でトータス松本さんが登場し、佐那役の貫地谷しほりさんも再登場ですね。
楽しみです。
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