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古代史ドラマスペシャル「大仏開眼」前編

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古代史ドラマスペシャル「大仏開眼」前編

                                                  NHK総合   4月3日放送

 

日本の歴史(3)改版

 

ストーリーは、

遣唐使・吉備真備(吉岡秀隆)が戻ってきた国は、干ばつや伝染病で民は苦しみ、一方では古い貴族と藤原氏との争いが起きていた。

以下は、公式サイトからの引用です。

唐で学んだことを教えながら質素に暮らそうと思っていたが、その類稀な学才を聖武天皇、光明皇后などに認められ、はからずも時の政治の中枢に重用されていく。頭脳明晰ゆえ理に適わないものは信じない真備だが、やがて聖武天皇から大仏を造立したいという相談を受けて…。鋭い先見性と揺るぎない信念で、最後は右大臣まで登りつめた才人である。

 

苦しむ民を見ては悩み、争う貴族の間では固く信念を通す、そんな真備を演じる吉岡さん、似合っていますね。

というか、いつもの役より信念の通し方には迫力がありました。

迷いがない感じです。

聖武天皇(國村隼)から大仏造立の話をされて、高句麗などの状況を元に、理に適わないことには同意できない、と毅然と語りますからね。

 

吉備真備の世界

 

ラスト近くの、高橋克典さんが演じる藤原仲麻呂とのシーンは素晴らしかったです。

それにしても、真備はあんなに大胆で策士だったんでしょうか。

九州からの藤原氏の反乱を避けるために、聖武天皇が無事に都を出ることはもちろん、仲麻呂に反乱を起こさせない手立ても考えていました。

そばに光明皇后(浅野温子)がいることまでわかっていて、それも利用し自分の命をかけて仲麻呂を説き伏せる真備・・・

仲麻呂の完敗でしたね。

正直、90分は長いなあ、と思って観ていたんですが、最後に盛り上がりました。

 

遷都1300年人物で読む平城京の歴史

 

今回は、国を治めるために大仏を、という話だけで終わりました。

一緒に帰国した玄昉(市川亀治郎)が、天皇の母親(江波杏子)の病気を治し、進言したことが大仏造立のきっかけということでしょうか。

上昇志向の強い僧侶を、亀次郎さんが楽しそうに演じています。

それは高橋克典さんも一緒ですね。

國村さんも江波さんもセリフも少なく静かなんですが、さすがに存在感がありました。

 

聖武天皇と行基

 

印象的だったのが、行基(笈田ヨシ)の登場でした。

この時代の人だったんですね、と思った私は本当に歴史に疎いです。

布教活動をしながら、民のために橋を作ったりしています。

真備に「なぜ、橋を作るのか」と問われ、

「天のことは見ているほかない。

しかし、この地上のことは、手を下せば思いがかなう。

手を下すほかない、この国のありさまを見れば・・・」

笈田ヨシさんという俳優を初めて知りました。

こちらだけが知らないのかもしれませんが、こういう方を紹介してくれるので、NHKはあなどれないなあ、と思いますね。

 

この時代のファッションや生活がまったく予想できていなかったので、最初はそちらに目が行っていました。

特に話し言葉に興味が有りましたね。

時々現代語に聞こえたりしましたが、実際はもっと今では聞き取れないような言葉だったのかも、と想像したりして楽しんでいました。

 

来週は、大仏造立ですね。

歴史に疎いのはちょっと恥ずかしいですが、その分楽しみも多いような気がします。

後編の放送は、総合テレビ・10日午後7:30~8:59 です。

 

古代史ドラマスペシャル「大仏開眼」公式サイト

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メーキング番組を観て⇒ 古代史ドラマスペシャル「大仏開眼」

 

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