「徹子の部屋」ジュリーwithザ・ワイルドワンズ
昨日(9日)の「徹子の部屋」(テレビ朝日)の出演は、ジュリーwithザ・ワイルドワンズでした。
今週の「SONGS」(NHK)で観たばかりなのに、やっぱり観てしまいましたね。
徹子さんがいつも以上にテンションがあがっていたような気がしたんですが・・・。
ジュリーと呼んだことが無いと言いながら、ジュリーと沢田さんを混ぜこぜにしていました。
5人の中ではすでに還暦を迎えた沢田研二さんが一番若いということにはちょっと驚きましたね。
ザ・ワイルドワンズに、永遠の若者というイメージがあったからかもしれません。
加瀬邦彦さんが15年前に食道がん、鳥塚繁樹さんが7年前に胃の四分の一を取った、とのこと。
徹子さんが、「グループサウンズの皆さんは若々しくキリッとした体型で」と言った後で、「でも、真ん中の人(沢田さん)は・・・」と笑ってしまいました。
ちょっと失礼かな、とは思ったのですが、長い付き合いのようですしね・・・
何より、沢田さんも「私はね、胃が丈夫なんです」と笑って受けてくれましたし、回りも声量が落ちないから、とフォローしていました。
以前、声量を落とさないために痩せない、と聞いたことがあります。
何よりも先に美しさを求められていた時期があったけれども、今それを超えて自分の音楽を貫き通している姿勢があって、自信とか余裕が感じられます。
だから、当時特にファンでもなかった私でも、こうして観たり聴いたりしているんですけど、ね。
5人は、デビューの時期も同じで、とても仲の良い付き合いをしてきていたようです。
加瀬さんの家に泊まり、お母さんから砂糖をかけた納豆などをご馳走になったりした、とのこと。
後ろに控えている植田芳暁さんが、前列の沢田さんに対してももちろんなのですが、加瀬さんのお母さんの出身地まで出して、さりげなくフォローしているのが印象的でした。
沢田さんが、フランス語のレコードを出す時の苦労話は「SONGS」でも出てきましたね。
発音の駄目出しで、パリとロンドンを行ったり来たりしたようです。
今回、グループを結成した理由を加瀬さんが語っています。
沢田さんの還暦コンサートを観に行き、「僕は夢を見る男ではありません。皆さんに夢を見させていただいて、ここに立っています」とのスピーチが印象に残り、それがきっかけのようです。
SMAPの番組で共演した時の話が、楽しそうで面白かったですね。
1ヶ月かかって覚えた「渚でシャララ」の振り付けと歌を、SMAPは半日で覚えたのだとか。
それも指先などの切れがまったく違うと・・・。
後列にいて、ほとんど話をしていなかった島英二さんの最後の言葉が彼らの関係を表していましたね。
かつて「1週間あったら何になりたいか?」とインタビューをされて、「3日間、加山雄三さんをやって、4日間はジュリーになりたい」と・・・。
沢田さん、後ろを振り返って「あまり良いことが無いよ」と笑っていました。
5月からツアーが始まるようです。
還暦を超えての全国ツアー、頑張ってほしいですね。
関連記事です。
言葉の味、話の味~ジュリーwithザ・ワイルドワンズ:「徹子の部屋」2010.4.9.
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