「SONGS」松田聖子さん
19日の「SONGS」(NHK)は、松田聖子さんのPart1でした。
聖子さん、今年デビュー30周年とのこと。
特にファンというわけでも無く、同年代と言うわけでもないのに、観る気になったのはやはり長い間第一線で活躍し続けている彼女のオーラのようなものが引き寄せたのかもしれません。
番組は、アイドル時代の聖子さんの映像、写真、LPのジャケット写真が満載で、作り手の力の入れようが伝わってくるようでした。
懐かしいと思う間もないくらいに、次々と流される映像に歌・・・
その歌は、呆れるくらい、どれも私が知っているものばかりでしたね。
さすがに歌うことは出来ませんが・・・。
当時は、今よりも、生活の中に入ってくる音楽の存在は大きかったような気がします。
聖子さん自身も、LPのジャケットを見ながら、「その人の人生を振り返ることが出来る音楽って凄い」と語っています。
数回練習しただけで自分の歌にした、という天才的な才能を見せた聖子さん・・・
本人の資質ももちろんですが、作詞家の松本隆さんや松任谷由実さんたちとの巡り会いも大きかったんですね。
財津和夫さんや大滝詠一さんの名前も出てきて、そのブレーンの凄さに改めて驚いてしまいました。
North Wind(初回限定CD+DVD)
↑番組の中で、このジャケットの写真が一番好きと語っています。
新曲の「いくつの夜明けを数えたら」は、本人の作詞作曲なんですね。
しっとりとした、聴かせる歌で、アイドル時代のイメージを引きずっていた私などには新鮮な感覚で、聴き入ってしまいました。
それにしても、当時の歌を歌っても違和感が無いですね。
特に、詞は当時の年齢にそって作られたはずなのに、しっとりとして、でも透明感があって、今でも(と言うか、別の魅力を持って)音楽として成立しているのが驚きでした。
よろしかったら、こちらもどうぞ。
⇒言葉の味、話の味~松田聖子さんの余裕「SONGS」
<番組内で歌われた曲>
いくつの夜明けを数えたら(2010年)
風立ちぬ(1981年)
SWEET MEMORY(1983年)
« 「チェイス~国税査察官~」第5回“史上最大のスキーム” | トップページ | 「警視庁失踪人捜査課」の加藤虎ノ介さん »
「 音楽」カテゴリの記事
- アンディ・ウィリアムスの「ソリティア」を聴く(2022.11.01)
- 【闘病日記 35】真夜中、吉田拓郎さんの歌から(2021.04.05)
- お正月、SMAPの「世界に一つだけの花」を聴く(2019.01.03)
- SONGSスペシャル「吉田拓郎~風のように・・・なんて考えた事があったなぁー~」(2017.01.06)
- ボブ・ディランと「アヒルと鴨のコインロッカー」(2016.10.14)
「テレビ雑感」カテゴリの記事
- 【闘病日記 61】それでも私はあきらめない(2023.05.10)
- 朝ドラ「あまちゃん」再々放送中(2023.04.08)
- 東日本大震災から12年(2023.03.12)
- 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が終わって(2022.12.19)
- お笑いが好き~サンドさんのドッキリや関根勤選手権について(2022.09.02)