「龍馬伝」第25回“寺田屋の母”
大河ドラマ「龍馬伝」第25回“寺田屋の母”
NHK総合 6月20日放送
今回の見どころは、龍馬(福山雅治)が亡くなった母に似ている女・お登勢(草刈民代)に逢えたことでしたね。
また協力者が増えたわけで、このあたりが龍馬の天性のものなのでしょうね。
草刈さん、バレエを引退して本格的な女優さんになっています。
あの「Shall we ダンス?」(1996年)のイメージ、ちょっと他人を寄せ付けない硬質な感じから変わりましたね。
役を楽しんでいるようで、とても魅力的でした。
お龍(真木よう子)のイメージは、個人的には今回のお登勢のように思っていたんですが・・・。
これから、明るく姐御肌のようになっていくんでしょうか?
それには、時間が無いですよね。
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龍馬がお登勢に、実の母が18年前、自分が12歳の時に亡くなったと語るシーンがありましたが、つい計算をしてしまいました。
このとき、30歳ということですね。
残された、たった3年で大仕事をやってしまうわけです。
と、つい後ろ向きに焦って考えてしまうのは、こちらの年齢的なものでしょうね。
武市(大森南朋)と以蔵(佐藤健)のシーンは、いつまで続くんでしょうね。
観ていて辛いんですが・・・。
それに合わせて、容堂(近藤正臣)の酒びたりで悩み迷うシーンがあって・・・
後に大きな仕事をする人のようですが、何とも間が続かないようなシーンに感じます。
後藤象二郎(青木崇高)は焦って、エスカレートするばかりだし・・・。
後藤から拷問を受ける以蔵を楽にするためにと、弥太郎(香川照之)に毒饅頭を託そうとする武市・・・。
このあたりになると、武市の本心がどこにあるのか、もうわけがわからなくなりました。
ただの小間使いにされている弥太郎がとてもまともな人間に見えてきます。
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久留米藩士・真木(利重剛)と長州藩士・来島(角田信朗)は、蛤御門の変で亡くなるわけですが、二人の俳優さんはたったこれだけの出演なんですね。
特に監督もこなしている利重さん、もったない!と思ってしまいました。
松平容保役だという長谷川朝晴さんなど、うちの古いテレビでは確認できませんでしたね。
一橋慶喜役の田中哲司さんは、嫌らしさがあって良い感じでした。
慶喜に意見した勝(武田鉄矢)は軍艦奉行を辞めさせられ、海軍操練所も閉鎖が決まり・・・
あの、新しい日本のために希望を持って学んでいた若者たちで活気に満ちていた場所に人の姿は無く・・・
切ない映像でした。
来週は、西郷隆盛で高橋克実さんが登場するんですね。
意外な人選で、楽しみです。
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