久木綾子さん、「禊の塔」発刊
久木綾子さんの、「見残しの塔―周防国五重塔縁起」に続く作品「禊(みそぎ)の塔―羽黒山五重塔仄聞」が、7月初旬に発刊されるようです。
久木さんは89歳で作家デビューをされた方・・・
久木さんのことは、昨年の「ラジオ深夜便」で知りました。
今回は、羽黒山五重塔を題材にした小説ということで、「庄内日報」(6月10日付)にインタビューが掲載されています。
以下は、「山形県鶴岡市羽黒町観光協会ブログ」からの引用です。
久木さんは、80歳を過ぎてパソコンを習い、原稿はパソコンで打っています。
”自分の年齢を考えていたら、何もできません。
やりたいことは何でもやってみる。”
久木さんは、二十歳を過ぎた頃女子大の英文科を中退して、比叡山で修行をしています。
”一汁一菜の食事、山道を一日30km歩くなど
論湿寒貧(ろんしつかんぴん=夏は暑く冬は厳しい中で
清貧を受入学問の修行に打ち勝つこと)の本当に厳しいものでした。”
”高潔な修行僧を間近に見たことが
彼らの生き方を後世に書き残したいという気持ちにつながり
さらに書くということが『人は各々心の中に塔を建てよ』
という如来人力品(にょらいじんりきぼん)の教えに通じる
自分にとっての行なのだと思います。”
インタビューの、ほんの一部を読んだだけで、こちらの背筋がしゃんと伸びてしまいます。
「ラジオ深夜便」では、上の難しい言葉(私には、ですが)の印象とはまた違う、控えめで自然な気遣いをみせる、若々しくたおやかな久木さんがいましたね。
以下は、当時の記事です。
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