加山雄三さんの歌づくし 「ラジオ深夜便」
「ラジオ深夜便」6月8日、9日・午前3時台〔にっぽんの歌こころの歌〕
特集/青春の歌:加山雄三集(1)(2)
加山雄三さん、芸能生活50周年ということでのプログラムですね。
この2日間、それも3時台の音楽、4時台のインタビューと加山さんづくしでした。
おかげで、寝不足気味ですが・・・。
加山雄三さんも、私にとってはエルヴィス・プレスリーや美空ひばりさんと同じように、(いつも同じ言い方で申し訳ないのですが)特に大ファンでもないのに、“歌や映画が、生活の中にあった”人なんですね。
だから気になって、半分リアルタイムで(うつらうつらで)聴き、半分録音をして過ごした2日間になりました。
この後の4時台のインタビューでは、73歳とは思えないパワフルで、変わらない前向きな姿勢を感じさせて、元気をもらいました。
年配者向けという、この番組の特徴から言って、大勢のリスナーがそうだったのではないでしょうか。
2日目のアンカーは石澤典夫さん、今回のインタビューも担当しています。
「どんな時に、曲が生まれるのか?」という問いかけに、「夢の中で、半分起きていてメロディを作って歌っている」と加山さん。
多額の借金を抱えて、苦難の時代があったことはよく知られていることですね。
インタビューでもくわしく語っていますが・・・
そんな中でも、気持ちは自由で、歌を作り続けていたのか、と想像し、今も前進している73歳にただただ感動させられました。
インタビューの内容は、いずれ書いてみたいと思っています。
ただ、とにかく印象的な言葉が多く、内容が濃いので採録するのは難しそうですが・・・。
加山さんの歌をほとんど知っているつもりでしたが、意外に知らないものがありました。
フォークソングっぽい曲も多い加山さんですが、「湯沢旅情」など完全にフォークソングですね。
こちら出身の歌手、さとう宗幸さんの曲と言っても不思議はないほどに・・・。
昨日だったか、たまたま「めざましテレビ」で、映画(1965年「エレキの若大将」)の「君といつまでも」を歌うシーンが流れました。
星由里子さん演じる澄ちゃんに捧げる歌という設定なのに、途中から歌を知らないはずの澄ちゃんも参加するということで、加山さんが難色を示したというシーンですね。
結構知られた話題ですが・・・
本当に、納得が出来ないというような渋い表情で歌っている加山さんに笑ってしまいました。
そのシーンに限らず、お約束の多いのがシリーズ物ですから、楽しかったですが・・・。
それにしても、作詞家として岩谷時子さんの名前が何度登場したことか・・・
越路吹雪さんのマネージャーをしながら、こんなにもたくさんの素晴らしい曲を書いていたんだ、と改めて思い知らされました。
私が唯一持っているレコードが「ある日渚に」(1968年「リオの若大将」主題歌)です。
スケールの大きなラブソングですね。
映画のシーンが観られます。↓
玉置浩二さんがカバーしてるんですね。
〔YouTube動画〕 玉置浩二:ある日渚に
<番組で流れた曲>
(1)
夜空の星
恋は紅いバラ
お嫁においで
霧雨の舗道
旅人よ
心の海
ある日渚に
大空の彼方
美しいヴィーナス
蒼い星くず
君といつまでも
夜空を仰いで
(2)
ぼくの妹に
夕映えの恋人
冒険者たち
光進丸
湯沢旅情
海よ永遠に
Tell Me Why
絆
サライ *加山雄三、谷村新司(デュエット)
<関連記事>
インタビュー 加山雄三さん・永遠の若大将(1)「ラジオ深夜便」
インタビュー 加山雄三さん・永遠の若大将(2)「ラジオ深夜便」
言葉の味、話の味~加山雄三さん・デビュー50周年インタビューより「ラジオ深夜便」
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