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「龍馬伝」第28回“武市の夢”

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大河ドラマ「龍馬伝」第28回“武市の夢” 
                                                        NHK総合   7月11日放送

 

龍馬のことば

 

今回で、第二部が完結ですね。

そのクライマックスが、武市(大森南朋)と容堂(近藤正臣)の重いシーンで始まって・・・

つい“武市半平太伝”で終わってしまうのかと心配してしまいました。

 

容堂の苦しみは、帝への想いと幕府への恩との板ばさみで、ということなんですね。

「徳川に失望しながらも忠義心は捨てられない。おぬしと自分は良く似ている」と語ったりして・・・

だから武市をあんなにも嫌っていた、ということなんでしょうか。

容堂が牢まで訪ねてくれて、想いを語ってくれたということに感激して、東洋暗殺の件を打ち明ける武市ですが・・・

史実を知らないもので、“ああ、ここで言っちゃうんだ”とつい思ってしまった私です。

牢のシーン、拷問のシーンをここまで引っ張ってきたのはこのためなんだと今頃納得しています。

 

そのきっかけを作ったのが、結果的に龍馬(福山雅治)の大芝居だったわけですね。

龍馬と弥太郎(香川照之)が牢屋を訪ねるシーン・・・

このドラマを観続けてきて、初めて泣けました。

龍馬には日本の未来を託し、弥太郎には出世するようにと・・・

感謝しながら、さまざまな想いを打ち明けた武市は、初めて楽になれたんじゃないかなと思いましたね。

あまりに自分の信念に凝り固まりすぎていて、これまでちょっと付いてこれなかったんですが・・・。

今の時代にいて、考えるからそうなんでしょうが・・・。

バックの音楽が、宗教音楽のようで印象的でした。

 

龍馬伝(後編)

NHK大河ドラマ 龍馬伝 完全版 DVD BOX-1(season1)

龍馬伝を検索

 

 

一方、“日本の洗濯”を考える龍馬にも、いまだにその甘さのようなものしか伝わってこないんですが・・・。

ラストで、いつもの坂本家、いつもの岩崎家のシーンがあり、そこが一番、地に足が着いていてたくましい光景に見えたものです。

それらのシーンを入れたことに、意図したものがあるんでしょうか、ね。

 

第二部のラストとして、過去の映像が次々出てきて、香川さんの語りがかぶさっているシーンが一番わくわくしました。

“命のはかなさを思い知り、志の尊さを知り、悲しみも別れも、虚しさも口惜しさも恐ろしさも、人の情けも愚かしさも知り、龍馬はこのときから、あの坂本龍馬になっていったがぜよ”

これまでの長い長い展開は、この語りだけで済ませられたんじゃないか、とつい思ってしまいました。

来週からが、本当の龍馬ですか?と、申し訳ないですけど、笑ってしまった私です。

 

そして、印象的だったこと・・・

武市の切腹と同時に、以蔵(佐藤健)が処刑されます。

罪状は違うにしても、その扱いの違いを見せられて、何とも辛いですね。

最期、涙を流しながら、思い出しているのが愛した女性・なつ(臼田あさ美)だったことに、観ているこちらは少しは救われましたが・・・。

 

Intently

佐藤健を検索

 

もちろん、武市の処刑と交互に映される妻・冨(奥貫薫)のシーンも泣けました。

「立派な最期だったのだから、これからは旦那様の分まで生きていく」って、良かったですね。

これまで、奥貫さんがこんな素敵な女優さんだとは思っていませんでした。

脇には乙女役の寺島しのぶさん、前には牢番役の小市慢太郎さん、ほとんどセリフが無い付き合い方で・・・

丁寧に演技をする、丁寧に撮るってこういうことなんだなと思わせられもしました。

 

温水洋一・吉田照美の気弱な男の反抗術 家庭編


奥貫薫
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確か先週の紀行で紹介していましたが、冨の晩年を支えたのは土佐勤皇党の人たちだったんですよね。

それだけ武市は尊敬され、慕われていたということですね。

今回、チラッとそんなシーンがありました。

そして、描かれてきた夫婦愛や絵を描いていたシーン・・・

実際に夫婦の墓が並んでいて、獄中の自画像などもあって、かなり史実に沿っていたんですね。

切腹のときの、腹帯の血は生々しいですが・・・。

 

大森南朋さもあらばあれ

キャッチボール屋

大森南朋を検索

 

ちょっとだけですが、懸命に立ち働くお龍(真木よう子)が、初めての笑顔を見せるシーン・・・

あまりの可愛さに驚かされました。

 

次回からは、伊勢谷友介さんや余貴美子さん、蒼井優さん、上川隆也さんたちが出てくるんですね。

何と加藤虎ノ介さんや「ハゲタカ」のアランことティムさんまで・・・。

それにしても、演出の大友啓史さんがらみのスタッフ・キャストが多いですね。

大河ドラマは、確かに配役が贅沢ですけど、これほどお気に入りの俳優さんばかりでいいんでしょうか、という感じなのですが・・・。

楽しみでしかたがありません。

 

 

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