「龍馬伝」第33回“亀山社中の大仕事”
大河ドラマ「龍馬伝」第33回“亀山社中の大仕事”
NHK総合 8月15日放送
龍馬(福山雅治)が西郷(高橋克実)に提案した、長州藩へのお土産(軍艦と銃)のことですが・・・
代金は薩摩藩が負担するものと勘違いをしていました。
仲介をする、ということだったんですね。
15万両ですから、当然と言えば当然ですが・・・。
グラバー(ティム・ウェラード)との最初の交渉のシーンで、初めて気がついた私です。
それにしてもティムさん、出世しましたね。
「ハゲタカ」(2007年)のときは、鷲津(大森南朋)の部下で、役自体も俳優としてもまだまだという感じだったんですけど・・・
今回は、重要人物として、堂々としたもので、何だか安心して観ていられます。
オープニングに、長州藩の高杉(伊勢谷友介)と桂(谷原章介)が登場していたのも、ちょっと新鮮でした。
緑が映える映像が、相変わらず素敵です。
二人が対照的で、ラストに交渉成立の知らせが入ったときは、より鮮明でした。
喜ぶ高杉と対照的に複雑な表情の桂でしたが、このあたりはどうなっていくのでしょう。
歴史を知らないと、そのあたりの楽しみがありますね。
今回、手紙のやり取りのシーンが結構ありました。
龍馬から桂と高杉宛てに2回、長次郎(大泉洋)から妻宛てに1回。
いつも思うのですが、お国訛りのナレーションが流れているものの、実際の手紙はどう書かれているのだろう、と・・・
まさか話し言葉がそのまま、なんてことは無いですよね、とそのたびに子供並みに考えたりしてしまいます。
ドラマの楽しみ方がどんどん違う方向に行っているなあ、と感じながら・・・
いったん断られたのに、パーティ真っ最中のグラバー邸に乗り込んだ龍馬ですが、その勢いにグラバーが“10分だけ”と言ったのに、つい反応をしてしまいました。
どこかで似たシーンがあったような・・・
「ハゲタカ」で、おもちゃ会社を訪ねた鷲津とアラン(ティム)が社長(富士眞奈美)に居留守を使われたシーン・・・
受付で債権差押の書類を見せたら、あわてて常務が飛び出してきます。
「15分ほど(10分じゃなかった)お持ちください」と言われて、アランはすかさず時計のストップウォッチを押すんですよね。
知っている人は知っている、そんな話ですが・・・。
今回は、亀山社中を代表して長次郎が大活躍ですが、次回は大変なことになるんですね。
龍馬と同じような夢を語る、妻への手紙が切ないですね。
一緒に交渉した長州藩の井上(加藤虎ノ介)も何気に活躍していて、加藤さんの英語が聴けました。
イギリスへの留学がちょっと自慢げでしたね。
長次郎が影響を受けたと言うことなんですかね。
大泉洋 を検索
これまで、あまり龍馬のことを取り上げたことが無かったのですが、前回あたりからその熱意が伝わるようになってきました。
グラバーとの交渉は見せどころでしたね。
同席した大浦慶(余貴美子)の割って入るタイミングが良くて、交渉成立に納得させられました。
その後の、お元(蒼井優)とのシーンに結構長めの時間を取っていましたが、印象的でした。
奉行のスパイで、隠れキリシタン・・・彼女は実在の人物なんでしょうか。
「逃げ出したいのは、この国」って、外国へ行きたい人が多いですね。
ブルーを基調にした画面に逆光、と相変わらずこだわった映像です。
蒼井優 を検索
それにしても、アップが多いですね。
下手な俳優さんには辛いものかもしれません。
今回の、高杉、桂、西郷のアップなど、楽しいものでした。
このドラマ、「ハゲタカ」関係のスタッフ、出演者が多いということで観始めたもので、観方がちょっとおかしいかもしれない、と改めて思っているのですが・・・
ずっと、このペースでしょうね。
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