「龍馬伝」第37回“龍馬の妻”
大河ドラマ「龍馬伝」第37回“龍馬の妻”
NHK総合 9月12日放送
正直、前回の“池田屋騒動”の動きが激しかっただけに、何だか静かな回だったなという印象でした。
お龍(真木よう子)が龍馬(福山雅治)の妻になるのは、池田屋事件のことが大きかったんですか。
二人のシーンを丁寧に描いていましたね。
龍馬がお龍の手を借りて、木戸(谷原章介)が残した薩長の盟約書に裏書するシーンは、以前「龍馬伝紀行」で紹介された本物を思い出して、ちょっと感動したものです。
それにしても、それを脇に置いたままのラブシーンが気になってしまって・・・。
あるブログの方が書いていた“二人のシーンを早めに切り上げて、史実どおり、大儀に向かう人たちを描いてくれ”とあったことを思い出しました。
時が時だけに、二人の結婚を誰もが祝福したわけでもなかったり、お元(蒼井優)と微妙な空気があったり、と、お龍も大変なんですけどもね・・・
このあたりは予想が出来過ぎました。
私も恋愛モノが苦手なもので、動きが止まった感がちょっとありました。
亀山社中にひとり残されたお龍がビードロ?を吹いていますが、以前龍馬がお土産にと言っていたものですね。
そのあたりの細かな描き方は好きですけど・・・。
真木よう子 を検索
薩長同盟をわざと世間に知られるようにして、幕府の長州攻めがなくなったり・・・
京、大坂、長州、長崎、そして土佐、とそれぞれのシーンが短く入り、時代の動きがわかる展開は良かったです。
土佐では久しぶりに容堂(近藤正臣)が登場、時代の風を読んで、このあたりから変わっていくのでしょうね。
後藤(青木崇高)が珍しく容堂にほめられ、その情報の元は弥太郎(香川照之)・・・
そしてその元が龍馬であることを告白する弥太郎ですが、「材木屋をやめて、日本のために働きたい!」と叫んだのには驚いてしまいました。
弥太郎はどこへ行くんでしょうね。
長崎では龍馬がグラバー(ティム・ウェラード)たちとマージャンをしながら、今後の根回しを・・・。
龍馬はマージャンが出来るんだと、変な感心をしてしまいました。
ラスト近く、そのうちの一人、小曽根(本田博太郎)が息子?に「龍馬に深入りするな」というシーンは印象的でした。
このような脇の人の演技で、龍馬の凄さがわかる、というのも変だなとも思いましたが・・・。
グラバー邸に隠れていた高杉(伊勢谷友介)と龍馬のシーンは良かったですね。
一緒に面白いことをしようと語り合った高杉が、留学を止めると言って吐血・・・
「龍馬伝紀行」で高杉のことを紹介していましたが、もう出番が無くなるということでしょうか。
幕府の長州征伐が無くなって、自分は留学して自由に生きられる、そんな思いで龍馬と語り合うシーンの表情がとても良かっただけに、残念ですね。
来週で第3部が終了なんですね。
来週もちょっとまったりしそうな感じですか?
第4部の怒涛の展開を期待しています。
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第10回
第11回 第12回 第13回 第14回 第15回 第16回 第17回 第18回 第19回 第20回
第21回 第22回 第23回 第24回 第25回 第26回 第27回 第28回 第29回 第30回
第31回 第32回 第33回 第34回 第35回 第36回
福山雅治 を検索
龍馬伝 を検索
« 「ラジオ深夜便」堺正章&ビリー・バンバン | トップページ | 「チャンス」第3回“それぞれのゲートイン” »
「大河ドラマ「龍馬伝」」カテゴリの記事
- 「龍馬伝」最終回“龍馬の魂”(2010.11.29)
- 「龍馬伝」第47回“大政奉還”(2010.11.22)
- 「龍馬伝」第46回“土佐の大勝負”(2010.11.15)
- 「龍馬伝」第45回“龍馬の休日”(2010.11.08)
- 「龍馬伝」第44回“雨の逃亡者”(2010.11.01)