「ゲゲゲの女房」来週でお別れ
NHK朝ドラ「ゲゲゲの女房」は、来週が最終週。
「ちりとてちん」(2007、8年)以来、珍しくほとんど観続けてきただけに寂しいですね。
教員になることをあんなに反対していた茂(向井理)が、挫折しかかっている藍子(青谷優衣)にかけた言葉は良かったですね。
「好きと楽することとは違う。
苦しいことや嫌なことがあっても、それでもやらずにいられないのが本当に好きなことだ。
だけど迷ったり悩んだり、苦い思いをしてみないことには、好きなことは何なのか、本当にはわからないのだ」
人生の先輩、何より好きなことを続けてきた人の言葉ですから、説得力があります。
そして、
「意志の力で成功しない時には好機の到来を待つほかない」
「人は努力している間は迷うに極まったものである」(ゲーテとの対話)
ですものね。
辞めさせる良い機会だと言いながら、「戦わずして土俵を降りるのが一番つまらんぞ」と応援している茂です。
喜子(荒井萌)の、優しい姉想い、家族想いの心情がよく伝わってきた回でもありました。
又「ゲゲゲの鬼太郎」のテレビ放送が始まって、万々歳の来週と思わせての、布美枝(松下奈緒)の父親(大杉漣)の脳梗塞・・・
気がかりですが、もう最後まで誰も死なないで欲しい、と思ってしまいました。
来週の予告には、懐かしい顔がたくさんで、にぎやかでしたね。
最初のアシスタントの倉田(窪田正孝)、小峰(斎藤工)や漫画家を辞めた中森(中村靖日)もいたような気がしますが・・・
何より、編集者の豊川(眞島秀和)の顔があって嬉しかったですね。
もう出番は無いのかと思っていましたから・・・。
来週で終わるということで、楽しみでもあり、ちょっと複雑な気分でもあります。
NHK連続テレビ小説 ゲゲゲの女房 オリジナル・サウンドトラック
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