「10年先も君に恋して」最終回“君のいる未来へ”
「10年先も君に恋して」最終回“君のいる未来へ”
NHK総合 10月5日放送
今回が、最終回でした。
このところ土曜ドラマの重たいドラマばかりに夢中になっていたせいもあってか、何と可愛らしいドラマだったか、と・・・。
最終回は、より気持ちよく、ホロッと泣けましたね。
年甲斐もなく、恥ずかしくも・・・。
別れのとき、40博(内野聖陽)は、「もう一度君に恋するために、10年後からやってきた」と言い、里花(上戸彩)は、「10年後も絶対に愛している」と・・・。
30からやり直せたとしても、やはり君を好きになるだろう、何度でも・・・
そこに私がいたら、もう少しだけ我慢して・・・ひどいことを言っても、心の奥のどこかではあなたを愛しているから・・・
立派なラブシーンなのに、よくよく考えたら、不思議な時空間の差があるんでした。
でも、観ていて、切ないんだけど気持ちが良かったですね。
内野聖陽 を検索
教授の三田村(藤竜也)の言葉・・・
「どちらか心に余裕の無い方が離婚を言い出す。本気ではない。ただ本気にどこまで自分が必要とされているか、確かめたいのだ。だから、心に余裕がある方が少し優しくするとたいていのことは解決する」
30博も40博にも響く言葉のようでしたね。
でも、教授は30年の結婚生活でもそれがわからなかったから、タイムマシンを作って奥さんに逢いに行きたいんですよね。
藤竜也 を検索
40博の、教授、里花の先輩・青山(高島礼子)、弟・佑太(染谷将太)とのそれぞれの別れが丁寧に描かれていて、その都度、ジーンと来ました。
特に、なぜか佑太と敬礼をして別れるシーンに反応してしまいました。
その佑太は、最後の最後に本当に大事な任務を果たしていましたね。
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直接関係のないグループは?というと・・・
日高(劇団ひとり)は、10年後も変わらずに仕事のパートナーとしての里花の味方でした。
本屋で40博に慰められるシーンが何とも切なくおかしいですが、未来には成功が待っているわけですし・・・。
濱田(渡辺えり)・川上(渡辺いっけい)夫妻は、一見不似合いなのに理想的なカップルだし・・・
「本当に大事な想い出は小説に書かない」という言葉が印象的でした。
劇団ひとり を検索
渡辺いっけい を検索
よくよく考えると、30博だけがまったく40博の存在を知らず、周囲の人間が右往左往(自然にだけれども)したんですね。
それはそれで、彼にとっては幸せなことだったんでしょうけれども、何となくカヤの外だったことがおかしくなりました。
それにしても、40博の格好は、お気に入りのフィリップ・マーロウを真似たということが判明。
切ないんだけど、明るくて、クスッと笑えたりするシーンもあって楽しかったですね。
上戸さんの里花が、いつも前向きで何とも可愛らしかったです。
木々の緑の映像が多くて、より爽やかな印象が残ります。
話題のスカイツリーまで登場させていて、サービスも満点です。
最後の最後に登場した、里花が10年後の自分に宛てた手紙・・・。
なるほど、記憶は消えても、残るものがありましたね。
上手い落とし方?に拍手したくなりました。
気持ち良さが倍増しました。
上戸彩 を検索
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