「龍馬伝」第41回“さらば高杉晋作”
大河ドラマ「龍馬伝」第41回“さらば高杉晋作”
NHK総合 10月10日放送
高杉晋作の最期の回でしたね。
伊勢谷友介さんが演じた高杉は、映画などからずっとイメージしていた高杉とはまったく違っていました。
最後は若くして病死したわけですが、時代を生きた、生身の高杉晋作という感じが伝わってきて魅力的でした。
雑誌などには“海援隊始動!”とあったサブタイトルを変更したのは、人気があったということでしょうか。
主役じゃないのに、出来る限りの見せ場を作ってくれた感じです。
回復を祈る元奇兵隊の人たちの登場、彼らとの花見・・・
何より、龍馬(福山雅治)と絡むシーンが多かったですね。
浜辺の、龍馬とのツーショット・シーンに映る赤い透明な布など、相変わらず凝った映像でした。
伊勢谷友介 を検索
高杉は、龍馬の、大政奉還の意見に同意し、彼に後を託して亡くなっていくわけですが・・・
あくまで主役は龍馬ですから、結局そちらに集約されてしまうんだなあ、と当たり前のことに気がつきましたね。
そう言えば、久しぶりに登場した中岡慎太郎(上川隆也)は、木戸(谷原章介)と同じにあくまで力による倒幕を、という意見なんですね。
それでも目指すところは一緒ということで、友情は続くという感じで・・・。
なぜか木戸だけが孤立した感じで、高杉のこともあって、悩む姿が逆に印象的でした。
本当はこちらがメインだったかもしれない、海援隊。
オープニングでいきなり海援隊の名が出てきて驚きましたが・・・。
土佐藩の援助を受けての商売、真の目的は大政奉還へ向けて、大きく動きますね。
いまだにどこか軽くあしらわれてしまう弥太郎(香川照之)が、少しずつ本領を発揮する舞台が整ってきたようです。
香川照之 を検索
長崎奉行(石橋凌)が後藤象二郎(青木崇高)を呼んで、龍馬やお龍(真木よう子)の動向を探ろうとしたシーン・・・
石橋さんは元々存在感がある人ですが、青木さんの迫力があり過ぎて、つい笑ってしまいました。
前回の“清風亭の対決”以来、勢いにノッテいる感じです。
役作りで太ったんでしょうね。
俳優さんって凄い、と改めて思います。
「ちりとてちん」(2007、8年・NHK)の草々と同じ人とは、とても思えません。
青木崇高 を検索
「天が、お前の役目は終わった、と思われたのか?」
「人の死は終わりだけではない。その人の役目、志を受け継ぐものにとっては始まり」
死を前にした高杉のことを考えての、龍馬とお龍の会話が印象的でした。
龍馬の暗殺までカウントダウンが始まっていますから、余計に・・・。
「龍馬伝紀行」で紹介されましたが、高杉晋作の顕彰碑に伊藤博文の言葉があるんですね。
改めて、そんな昔のことではなかったんだと思わせられました。
150年という年月をどうとらえるかは、人それぞれですが・・・。
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