「ボクらの時代」岡田准一&堤真一&波多野貴文監督
「ボクらの時代」“俳優は姿勢で語る”
出演:岡田准一(俳優) 堤真一(俳優) 波多野貴文(映画監督)
フジテレビ 10月24日放送
映画「SP 野望篇」(30日公開)に出演の岡田准一さん、堤真一さん、そして波多野貴文監督の鼎談でした。
監督は37歳、二人とは助監督時代からの付き合いということで、終始質問する側、聞き役に回っています。
まず、岡田さんが主演でありながら、アクションスタッフの一員として、他の出演者の指導にあたった話から・・・
アクションのセンスを買われての要請だったようです。
岡田さん、撮影期間の8ヶ月、ほぼノイローゼ状態でいたとのこと・・・
日本では珍しいこともあって、調子に乗ってんじゃないよと思われるのでは?との思いがあったようです。
その心配は要らなかったようですが・・・。
岡田さんが予知能力がある役ということから、昔はお化けが見えた話から、お姉さんが完全音感(絶対音感と相対音感の両方を備えた理想的な能力)の持ち主である話まで語られました。
オフの過ごし方から趣味の話に・・・
堤さん、ゴルフを例にして、趣味に“わざわざ”は必要ない、という持論を展開しています。
「似たような服を着て・・・」「なんで、自分が打った球を取りに行かなきゃいけないのか」と・・・。
くだけた前半と違って、後半は演技の話などを・・・
まず岡田さんの堤さん評・・・
役柄によって姿勢を変えるのを、以前共演したときに勉強して真似た話をしています。
堤さんは、それに対して、「舞台で姿勢が悪かった。姿勢をなおすことで、そこから中心を作れば、どれだけ崩しても崩れない」と・・・。
素人にも、深い話に思えました。
堤さんの岡田さん評?
「以前は役者としていいから好きというのが基準だったけど、今はそんなことはどうでもいい。
相性として合うからそれでいいと思う。又どこかで逢えるんだし・・・」と・・・。
この仕事を辞めたいと思ったことは?
監督は助監督時代に、作り物、嘘の塊を流していいのかという思いで辞めようと思ったことがある、と・・・。
岡田さんは、20歳の時(すでに、「V6」で活動中)、中学校の歴史の先生になりたくて、事務所に話そうと思った、と語っています。
ドラマ「木更津キャッツアイ」(2002年・TBS)に巡り合い、モノを作ることや芝居の面白さを感じて、結局誰にも言わないで終わった、と・・・。
岡田さんは、たまたまこの番組収録の前日に、カリとジークンドーのインストラクターになったことを告白して、二人から祝福を受けています。
ちなみに、“カリ”は棒術を基本としたフィリピン武術で、“ジークンドー”は、ブルース・リーが作った総合格闘術とのこと。
堤さんは、2年位前に辞めようと思った、と・・・。
役者として頑張ろうと思う時と、気持ちが落ちるところまで落ちる時がある。
そういう時期だと思い、自分を追い込むのだけはやめようと・・・今は考えているようです。
岡田さんはそんな様子の堤さんを知っていて、落ちている時の顔とかが凄かったと語っています。
悩みを克服する方法は?
落ちてダメな時にはいろいろな人と出会える、そしてその人たちとはずっと関係が続くことになる、と堤さん。
やはり、ギリギリのところで周りから救われることがあり、支えられる、と岡田さん。
何だか、とても深刻な話で終わったという印象でした。
印象的なコメントをこちら↓に載せています。
よろしかったら、どうぞ。
言葉の味、話の味~姿勢で演じる、堤真一&岡田准一さん「ボクらの時代」
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