「あさイチ」遠藤憲一さん出演
今朝のNHK「あさイチ」“プレミアムトーク”のゲストは、遠藤憲一さん。
直前の朝ドラ「てっぱん」に引き続いての登場です。
怖い顔と何度も言われながらも、リラックスして楽しそうな遠藤さんでした。
そのわりには、人目が恥ずかしいとのことで、朗読の時には噛んでいましたが・・・。
誰からも、気軽に“エンケンさん”と呼ばれているようですが、その呼び方に愛情を感じます。
中学の頃はジャニーズ系の男の子だった(モテて一番幸せだった)のに、高校はツッパリで中退、とイメージどおりの歩み方で、笑ってしまいました。
バイト募集と同じように、演劇の募集に応じてしまった軽い話にも笑わせられましたが、そういう運命だったのだろう、とも思いましたね。
仲代達矢さんの無名塾を、10日でやめた話は知っていました。
驚いたのは、20代で、水谷豊さんの「刑事貴族」の脚本、それも5本も書いていたことです。
その時の手書きの原稿が紹介されましたが、役名ではなく“水谷”と書いてあって、不思議に感動しましたね。
その他に、自作で製本までした連ドラ「東京ぐれん隊」の脚本も紹介しています。
テレビ局に持ち込んだが反応が無かったとのこと。
脚本はあくまで俳優としてのひとつのステップで、それだけでも並々ならない俳優への想い、その才能がわかりましたね。
刑事貴族3 DVD-BOX[7枚組]
*脚本担当1件収録。担当4件の「刑事貴族2」のDVDは未発売。
カメラが趣味で、写真とエッセイを掲載している雑誌も紹介されています。
そのエッセイを朗読してみせましたが、ナレーションの仕事も多いことも有名ですね。
ドラマ「JIN-仁-」(2009年・TBS)で、ラストの提供会社を読むだけ、などということもありました。
朝の子供番組「シャキーン!」(NHK教育)で、遠藤さんが映画の予告ふうなナレーションを担当するコーナーがあります。
ほんの数秒で不定期ですが、楽しいオチがあり、朝一番のお気に入りです。
遠藤憲一さんと言えば、個人的に一押しのドラマは「風の果て」(2007年・NHK)です。
強面の悪役でもなく、「てっぱん」のように不器用で愛情に溢れた父親役でもありません。
ひたすら影の人生を歩むことになる武士役ですが、いまだに強い印象を残しています。
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