松山千春さんを聴く 「ラジオ深夜便」
「ラジオ深夜便」21日・午前3時台〔にっぽんの歌こころの歌〕
青春の歌:思い出のフォーク&ポップス〜松山千春集
松山千春さんと言えば必ず思い出すのが、NHK紅白歌合戦の裏番組のことです。
かなり昔、紅白が大変な視聴率を取っていて、お化け番組とまで言われていた頃でした。
大晦日、その紅白の裏で、松山さんのソロライブが生放送されました。
場所は、故郷の足寄町の公民館(たぶん)の一室・・・
客は一人もいませんでした。
外は雪、古い木造の部屋にはストーブが燃えていました。
たったひとりで、ギターを弾き、カメラに向かって歌とトークを・・・。
とても静かな大晦日だった、と記憶しています。
当時、松山さんはすでに人気のミュージシャンでした。
かなりの冒険だったと思います。
それをあえてやって見せたことに感動したものです。
反骨精神のある人だなあ、と・・・。
当時、あの番組を観た人、聴いた人はどれだけいたのでしょうね。
私は、紅白が台本どおり(ギャクさえも)キチキチと進行させているように見えたのが苦手で、チャンネルを合わせただけなのですが・・・。
それ以来、松山さんに注目するようになりました。
その後も、女性歌手では美空ひばりさん、男性では自分が最高だとかの、かなりのビッグな発言をしたりしているのを聞いたことがありますが・・・
不思議に不愉快な感じはしないですね。
自信と誇りと、何よりファンや観ている側へのサービス精神を感じます。
コンサートに行ったことはないんですが、さだまさしさんなどとは又違った楽しいトークが繰り広げられているんだろうなあ、と想像しています。
同業者(特に、フォーク関連?)の悪口を言ったりもしていますが、批判では無く、愛情を感じる悪口に聴こえました。
吉田拓郎さんのつま恋コンサート(2006年)の楽屋を訪ねたことを知って、もうそれだけで、拓郎ファンとしては嬉しかったものです。
ひばりさんや他のフォークソングのカバー曲もあるんですね。
<番組で流れた曲>
銀の雨
旅立ち
季節の中で
青春
人生(タビ)の空から
恋
ふるさと
君を忘れない
君のために作った歌
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