「相棒 season9」第3話“最後のアトリエ”
「相棒 season9」第3話“最後のアトリエ”
テレビ朝日 11月10日放送
先週が休みでしたから、待ち遠しかったですね。
ただし、こちら(仙台)では、週3日season6の再放送中ですから忙しかったですが・・・。
と書いている今、点けっ放しのテレビ「とくダネ!」(フジテレビ)から「相棒」のテーマ曲が流れてきて笑ってしまいました。
思わず、チャンネルを確認しました。
やはり、米倉斉加年さんほどの俳優さんが出てくると、画面が締まりますね。
まして、米倉さん自身、素晴らしい絵を描く方ですし・・・。
半世紀以上売れない画家の役を演じるというのも、何とも興味深かったです。
最初が、右京(水谷豊)とたまき(益戸育江)の美術館デート。
デートと言うと、右京は必ず怒って否定しますけど・・・。
浮き浮きしているたまきが可愛いですね。
夭折の画家・有吉の回顧展のチラシを見せて、出版された小説も買いたいから付き合ってと右京の手に触るたまきに、なぜかこちらがドキドキさせられました。
二人がデートする作品といえば、「殺人シネマ」(season5)がありましたね。
映画好きには、何とも懐かしさを感じさせる作品でした。
これも、今回のように登場人物たちの過去が重要になっていましたけど・・・。
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ストーリーは、50年以上も売れない画家・榊(米倉)が、コンプレックスを感じながらも、変わらない友情と絵に対する愛情を抱き続けて起こした、哀しい事件ということですね。
ラスト、右京たちが彼への思いやりを見せているのに救われました。
後ろで、事件を宣伝にと、あくまで商売を口にする関係者の声はよけいだったような・・・
右京が言うように、一時的にそれで騒がれても、本物の絵の価値は変わらないものでしょう。
ちょっと気になったのが、現場検証のときに開いていた窓のことです。
あれは何か意味があったのでしょうか。
こちらが観逃した、聴き逃しただけなのかもしれませんが・・・。
<追記>
窓が開いていたことで、榊が鐘の音を聴くことが出来て、いったん自首を多いとどまったということのようです。
重たい内容だったにもかかわらず、笑えるシーンがたくさんあって、楽しませてもらいました。
一週空いたことで、飢餓感があったのかもしれませんが・・・。
鑑識課で、「犯人がこんなふうに誤って手をついた」と、電話に触るポーズを気障にやってみせる神戸(及川光博)・・・
米沢「誤り方が不自然じゃないですか?」
及川「冗談ですぅ」
まだまだ微妙な二人の関係、という感じでしたね。
聞き込みに行って、相手の榊への批判めいた言葉に「でしょうね」と言って、右京ににらまれる神戸。
一番笑えたのが、花の里での3人のやりとり・・・
有吉のファンのたまきに話を合わせようと、本をすでに読んだように知ったかぶりをして対応する神戸に、いちいち割って入る右京。
二人の座り位置がまた離れていましたね。
あっと思ったのが、過去の有吉と榊が、晩鐘を聴きながら田舎の一本道を歩くシーンでした。
あの道は、映画「ハゲタカ」(2009年)で、ラストに鷲津(大森南朋)が佇み、そして歩き始めるシーンの場所だ、と勝手に思ったのですが、どうなんでしょうか。
↑おすすめです。
捜一はもちろん、暇課長も大河内たちも登場して、写真もインタビューも充実しています。
ただ、官房長(岸部一徳)がいないのが気になります。
映画の伏線?と言われていますが・・・。
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