「徹子の部屋」のGACKTさん
13日の「徹子の部屋」(テレビ朝日)のゲストは、GACKTさんでした。
自分でデザインした着物での登場、オーラ満開でしたね。
初出演とは意外でした。
徹子さんも言ってましたが、あんなに背が高いとは驚きました。
ミュージシャンとしては知っていた(名前程度)ものの、やはり印象に残ったのは大河ドラマ「風林火山」(2007年)での上杉謙信役でした。
その縁で、毎年新潟県上越市の謙信祭りに参加しているとのこと。
その映像が紹介されましたが、格好いいですね。
馬に乗った姿かたちもいいですが、刀を振りかざし馬を走らせるその動きが・・・。
確かに、たいていのお祭りは、ただ馬に乗って行列するだけですものね。
若い人たちにキャーキャー言われるのは当然ですが、お年寄りに“おやかた様”と呼ばれることを、何とも嬉しそうに語っていたのが印象的でした。
それにしても、ライブ映像には驚かされました。
映像とリアルが一体となって展開していくステージなんですね。
映像の前(中?)を、GACKTさんたちが馬で駆け抜けていくシーンなど、目を見張る思いで観てしまいました。
3Dどころじゃない(まだ体験したことは無いですが)と思ったら、3Dよりリアルな感覚を味わえるとのコメントが出て、なるほどと思いましたね。
失礼ですが、見かけとは違って、とても努力の人だということもわかりましたね。
常に200%の努力をすること・・・
“自分が100%やって、他人に100%を求めてもやってはくれない。200%、300%やって初めて他人が50%応えてくれればOK、と思わなければ・・・”と語っています。
俳優としても、そのキャラクターを一生背負っていく覚悟が無ければ、とも・・・。
THE ELEVENTH DAY ~SINGLE COLLECTION~
亡くなった緒形拳さんを尊敬していることは、知っていました。
「風林火山」では、緒形さんは謙信の軍師役でしたね。
そのときからのお付き合いだったようですが、その様子が聞けました。
緒形さんを、自分にとっての軍師であり、父であり、恩師だと言い切っています。
向き合って演技するシーンがあり、カメラが緒形さんの後ろから撮っていて、終わった瞬間、緒形さんが親指を立てて嬉しそうな顔をしてくれたのだそうです。
それまで誰かのために仕事をするということは無かったけれど、“この人に喜んでもらいたいからこの仕事をやってみせよう”と思ったようです。
当時、GACKTさんは謙信役でバッシングを受けていたそうです。
確かに斬新でしたからね。
緒形さんに相談したら、「表現者として全部やっている。大丈夫だ」と言われたそうです。
そして「この緒形拳が良いと言ってるんだ。周りが何と言っても、お前はお前の道を歩け」と・・・。
涙が止まらなかったそうです。
食事の約束をした日の1週間前に、緒形さんは亡くなっているんですね。
家族の計らいで、亡くなった緒形さんと二人にしてもらえたようです。
「最後まで、表現者としてやっていきたい」と語るGACKTさん。
本当に幸せな出会いがあっての、今もブレないで自分を発信し続ける彼がいるんだな、と思わせられました。
こちら↓に、印象的なコメントを載せています。
よろしかったら、どうぞ。
⇒ 言葉の味、話の味~GACKTさん:「徹子の部屋」2010.12.13.
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