「古畑任三郎」何度目かの“再会”を観る
現在、こちら(仙台)では、ドラマ「古畑任三郎」の第3シーズンが再放送されています。
何度目の再放送なのか、もうわかりませんが、そのたびについ観てしまいますね。
特に、今日は第5回“再会(古い友人に会う)”なので、観逃せませんでした。
ゲストは、津川雅彦さん。
奥さん(三浦理恵子)に殺されたように細工をして、自殺をしようとする作家で、古畑(田村正和)の旧友の役です。
若い奥さんに浮気をされ、この歳になって世間に恥をさらすくらいなら、死ぬほうがましだという作家・・・
ラストで、古畑が珍しく必死に説得する言葉がずっと印象に残っています。
「例え、明日死ぬとしてもやり直しちゃいけないと誰が決めたんですか?」
この言葉は、歳をとるごとに身に沁みますね。
背中を押されている気分にもなります。
以下は、本放送(1999年)後、しばらく経ってから録画ビデオを観直したときの感想です。
⇒ 古畑任三郎 再会 <テレビドラマ> 2007.11.10.
ちょっと話は変わりますが・・・
先週の「ナニコレ珍百景」(テレビ朝日)には、難しい漢字の読み書きができる女性が出ていました。
本当に難しい漢字を次々に出題されても、ニコニコしながら読んで、書いていました。
ノートには、繰り返し繰り返し勉強した文字が並んでいましたね。
92歳から勉強を始めたのだとか・・・
その笑顔が本当に楽しそうで、幸せそうで・・・
何より、勇気をもらった気がしました。
やり直しをするにしても、始めるにしても、何時だっていいんだ、と・・・。
ドラマを観ながら、その女性の充実した笑顔を思い出していました。
無名の人なのに、何の作為も無く、他人(テレビの向こう側の人)に感動を与えていることに(本人はそれさえ気がつかずにいることに)、改めて感動しますね。
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