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「相棒 season9」第6話“暴発”

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「相棒 season9」第6話“暴発”
                                              テレビ朝日 12月1日放送

 


相棒 season9 オリジナル・サウンドトラック

 

先週とは打って変わった内容でしたね。

これが又いろいろな意味で「相棒」らしい内容で・・・。

 

最初は、尾行をしている右京(水谷豊)の軽やかな足取りや、久しぶりにセリフがある組対5課の大小コンビ(いつも特命を覗いている二人)などに笑っていたのですが・・・。

麻薬の一斉摘発のアクションシーンなども珍しかったですね。

 

それにしても、たった1時間弱の間に、いつものメンバーの一人一人のキャラが立っていることに驚きました。

いつもは“暇か?”の角田課長(山西惇)に、捜査一課の三人もそれぞれに、今回の事件に関してしっかりした個性を見せていましたね。

麻薬の潜入捜査官・鎌田が協力者・後藤の銃の暴発?で死んだ事件で、厚生労働省の麻薬取締部(麻取)と上層部の取引が行われる中・・・

彼らはそれぞれの立場で悩み、上層部の意向があったにしても、法律を曲げても当事者を守る結論を出していました。

特に、伊丹(川原和久)が、もともとの正義感で後藤の取調べをするものの、次第に麻取の五月女課長(尾美としのり)と右京のやりとりに動揺していく姿が印象的でした。

芹沢(山中崇史)も三浦(大谷亮介)にしても、少ないセリフで印象を残しましたね。

 

杉下右京の事件簿

 

杉下右京に学ぶ「謎解きの発想術」

 

 

潜入捜査官であることがバレていても、命がけの捜査を続けようとしていた鎌田・・・

必死に、一緒に逃げようと訴えた後藤・・・

二人の間で起きた暴発?事件は、鎌田が捜査の成功と後藤を守るための自殺行為で、最終的には業務上過失致死として処理されます。

まったく知らない二人の俳優の、このシーンに惹き込まれました。

 

今年、NHK土曜ドラマ「外事警察」(渡部篤郎主演)を観ていたせいでしょうね。

潜入捜査官やその協力者がどんなに過酷な任務であるか、その人生までもを隠していかなければならないことが描かれていて、その重さがより伝わってきました。

 

外事警察

 

神戸(及川光博)も、角田課長や捜査一課と同じでしたね。

警察は後藤を守れるのかという神戸に、「警察に警護義務はない」と答える右京の何という冷たさ・・・その冷静さが胸に刺さりました。

結局、神戸は証拠になる映像を消して、右京とは対立した姿勢をとることになりますが・・・。

きちんと主張する神戸は、対等の相棒という感じがしてよかったです。

 


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あくまでも真実を追求することにこだわる右京・・・

彼一人でしたね。

彼の孤独が際立ってしまった回でした。

こんなときに官房長(岸部一徳)がいたら、と思いましたね。

何かがあると右京を利用し、時には力を貸す、という微妙な距離感があった官房長・・・

「杉下の正義は暴走するよ」

そんな言葉を言う彼が一番、良くも悪くも、右京のことをわかっていた気がします。

官房長については、この後は映画版に関するネタバレになりますから、知りたくない人はここで今回の感想の最後としてください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

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「相棒」に関するある掲示板を毎日覗いています。

そこで知ったことで、あくまで事実かどうかはわかりませんが・・・。

現在放送中のseason9は、時系列で言えば、映画版(12月23日公開)の内容の後になっているようです。

そして、映画版で、官房長が死ぬ展開になっているそうです。

官房長のファンは多い(私も)ですから、これはショックですね。

それが本当だったらと思うと、今の「相棒」が何とも寒々しく感じて、右京の孤独をより深く感じたりしています。

すべては、映画を観てからの話ですから、観に行こうと思っていますが・・・。

 

相棒 劇場版2

 

相棒-劇場版II - オフィシャルガイドブック

 

 

それにしても、脚本の櫻井武晴さんは凄いですね。

前シーズンの最終話「神の憂鬱」が、それこそ神がかり状態で素晴らしかったものですから、期待はしていたのですが・・・。

いつもは脇に回っている人たちの、それぞれの葛藤が細かに描かれていて、観ていてとても満足感がありました。

相変わらず、二度観しましたけど・・・。

 

これまでの感想  第1話 第2話 第3話 第4話 第5話

関連記事 「杉下右京手帳2011」(相棒)を手に入れて

              「相棒 season9」公式サイト

                         「相棒-劇場版Ⅱ-」公式サイト

 


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