旬の花時計


過去記事一覧

  • 各カテゴリーページの
    最後をご覧ください。

月別・カテゴリー別バックナンバー

ブログ内検索


  • カスタム検索

参加ブログランキング

« 「古畑任三郎」何度目かの“再会”を観る | トップページ | チャップリン・メロディーを聴く「ラジオ深夜便」 »

「相棒 season9」第7話“9時から10時まで”

あとで読む[あとで読む]

 

「相棒 season9」第7話“9時から10時まで”
                                              テレビ朝日 12月8日放送

 


相棒 season9 オリジナル・サウンドトラック

 

死体が苦手で、当然のようにホラー映画が駄目な神戸(及川光博)・・・

たまき(益戸育江)との映画デートが悲惨に終わった、その後のコットンクラブが今回の重要な舞台になりました。

怪我の功名のように、神戸の活躍が観られましたね。

久しぶりに、右京(水谷豊)とは別行動でした。

先週の重たい回があったので、彼の刑事としての勘とか、古美術に関する知識とかが、より意味を持って感じられます。

何より、さりげなくその場に入っていき、話を合わせ、状況を探っていけるのが凄いと思いますが・・・。

 

それにしても、ホラー映画好きのたまきは最強ですね。

その前に、右京(水谷豊)を誘って断られていたことが神戸のセリフでわかって、笑ってしまいました。

何も知らずに、喜んで誘いにのった神戸・・・前回“暴発”の重さがあっただけに、逆にその軽さにホッとさせられましたが・・・。

 

神戸が、たまきの「良いとこのおぼっちゃんだったりして」に、「そんなこと、あったりなかったりで」とこちら(テレビ画面)につぶやいたり、「右京さんみたいですね」には、「はい~?」と返したり・・・。

なかなか面白い会話がありましたね。

 

相棒 劇場版2

 


相棒-劇場版II - オフィシャルガイドブック

 

 

事件は、美術商(詐欺師)が殺されたことから始まります。

現場担当が右京で、クラブでの景徳鎮の皿の売買に不審を抱いた神戸との連携プレーで解決ということですね。

ドラマの設定の1時間(9時から10時まで)に合わせるように、珍しく米沢(六角精児)が現場に張り付いていたり、捜査一課の捜査のシーンが挟まれたり・・・

面白い展開ではありましたね。

 

時計の画面が挿入されたのは、こちらが観ている時間にぴったり合っていたんでしょうね。

ラスト、「あれ~、焼いてますぅ?」「焼いてなんかいませんよ」の会話の後に映った時計は9時52分でした。

ということは、合間に映った時計はそのたびに実際の時間と同じだったんでしょうね。

ぼんやりしていて、気がつきませんでした。

繰り返しピアノで弾かれていた曲が、「時の過ぎゆくままに As Time Goes By」(映画「カサブランカ」のテーマ)なんですよね。

 

杉下右京の事件簿

 

杉下右京に学ぶ「謎解きの発想術」

 

花の里で、たまき相手にお酒を飲んでいる米沢、そこへ飛び込んでくる伊丹(川原和久)というシチュエーションの黄桜のCMには驚かされました。

一瞬、本編との区別がつきませんでしたし・・・。

 

景徳鎮の皿を買おうか買うまいか迷う不動産屋役の阿藤快さん、ずっとソファに座りっぱなしの演技でした。

大声だけど優柔不断で、と阿藤さんのイメージ(あくまでイメージ)そのままでしたね。

神戸を叩きに叩いて、及川さんは本当に痛そうでした。

最後に、何も知らないまま一人取り残されて・・・

「なんだかなあ~」と言ったかもしれないと想像して、笑ってしまいました。

 

先週の“暴発”が素晴らしかっただけに、ちょっと力が抜けた気がしましたが、こういうのも「相棒」ですよね。

新しい試みもしていて、それが新鮮で面白かったです。

↓以下からは、今回とは関係の無い、2ちゃんねるの「相棒スレ」について書いています。

興味のある方はどうぞ。

 

杉下右京手帳(2011

 


人生ロマン派 コンセプトアルバム(2CD+DVD)

水谷豊 を検索

 

 

ここからは、余談です。

「2ちゃんねる」に関連する話なので、興味の無い方はスルーしてください。

 

「2ちゃんねる」ということで、最初は躊躇しながら恐る恐る覗いたのが「相棒スレ」でした。

ほかのスレについてはわかりませんが、とにかくほとんどは「相棒」の真面目なファンの書き込みになっています。

確かに、中にはおかしな書き込みや乱暴な言葉がありますが、慣れてスルーすることを覚えましたね。

 

いろいろな意見が飛び交う中で、何よりその深い洞察力に教えられることが多いです。

シーンの一つ一つ、セリフの一つ一つの解釈が凄いです。

当然、違った意見があったりしますし、それが更に解釈を深くしているような気がします。

説明セリフが少ない「相棒」ということも大きいのでしょうが・・・。

時々、説明セリフが多い回には批判が集中したりするのも「相棒」の特徴ですね。

ほとんどのドラマは説明セリフで出来上がっているところが多いですから・・・。

 


FLIX (フリックス) 2010年 12月号 [雑誌]

 


美しき僕らの世界(初回限定CD+DVD)

及川光博 を検索

 

 

なぜ、「相棒スレ」について書いたかと言いますと・・・

先週の“暴発”に関する反響が物凄かったからです。

熱くて、それでいて冷静に語る皆さんの意見に感動させられました。

中でも感動したのは、神戸の存在意味についてでした。

亀山との交代から、いろいろのことが言われてきました。

亀山とはまったく違うキャラクターをねらったものの、右京と同じようなタイプ・・・

今は、亀山のように右京に着いていくだけで、空気のようだ・・・

“相棒”になっていないじゃないか・・・

前シーズンのスパイ設定が無くなって、今後どうなるのか・・・

 

それが先週の“暴発”(実際は、先々週の“運命の女性”あたり)から、神戸の存在意味がはっきりしてきたと大絶賛となっています。

ここに来て、神戸ファンが増えてきて、それがそのまま及川さんへの興味となり、時々スレ違いのコメントだと批判されたりすることもありますね。

 

ここで語られたことで、ぞくっとするほど感心したのが、神戸は官房長(岸部一徳)の立ち位置にいる、ということでした。

右京の暴走を止められる人、ということですね。

賢さと人当たりのよさがあり、個人も組織も大局的に見ることが出来る人、ということ。

 

“暴発”で、あのような結末に終わったことについて・・・

刑事部長と会った神戸の真意が、もちろん潜入捜査官や協力者を守りたかったからでしょうが、右京がこれ以上追い込まれないようにとの思いがあったことに、私は考えつきませんでしたね。

神戸の裏切りとも思いませんでしたが・・・。

このあたりを想像できた皆さんに感動させられました。

単に私が鈍いだけですかね。

 

毎回、このブログを書いた後(その後は毎日)に、スレを覗くのを楽しみにしています。

今日も楽しみです。

たぶん賛否両論のような気がしますが・・・。

今日現在のスレタイトルは、

「相棒~243杯目はコットンクラブで白ワイン」です。

 

これまでの感想  第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話

関連記事 「杉下右京手帳2011」(相棒)を手に入れて

                                              「相棒 season9」公式サイト

                                              「相棒-劇場版Ⅱ-」公式サイト

 


相棒 season 8 DVD-BOX 1

相棒 season 8 DVD-BOX 2

相棒 を検索

« 「古畑任三郎」何度目かの“再会”を観る | トップページ | チャップリン・メロディーを聴く「ラジオ深夜便」 »

ドラマ「相棒season9」」カテゴリの記事

amazon


スポンサーリンクⅠ


楽天


スポンサーリンクⅡ



無料ブログはココログ