「冬のサクラ」第三話
「冬のサクラ」第三話 TBS 1月30日放送
TBS系 日曜劇場「冬のサクラ」オリジナル・サウンドトラック
あまり進展を感じさせない回でしたね。
萌奈美(今井美樹)の夫・航一(高嶋政伸)の、自分勝手な執着と嫉妬のシーンがやたら目立ちました。
山形でのことを調査依頼していたり、自分でも真夜中に萌奈美の周りを調べまくったり・・・
祐(草なぎ剛)の携帯電話の番号を見つけて無言電話をしたり、祐の写真の目を突いたりするシーンには、こちらが追い詰められた感じがしたものです。
それにしても、萌奈美の病気を夫は知らない、ということをずいぶん引っ張りますね。
超一流の脳外科医という設定ですから、どのような展開になるのでしょう。
それに、ナレーションが萌奈美で、内容が過去形になっているのがずっと気になっています。
江波杏子さんが姑役で、どうしても「ミセス・シンデレラ」(1997年・フジテレビ)を思い出してしまいます。
あのドラマでは、夫(杉本哲太)も気持ちを改めて、幸せなエンディングでした。
こちらは、あまりに怖くインパクトがありすぎて、想像できませんね。
萌奈美が今、唯一愛情を注げる娘も親離れの時期になり、無邪気な行為によけい孤独を感じるわけですが・・・
アルバムの写真には、家族として幸せだった時間があったことをうかがわせて切ないものがありましたね。
でも、夫の写真はありましたか?
夫のインパクトが強すぎて、この回としての印象が薄くなりましたが・・・
もともと祐を応援している安奈(加藤ローサ)ですが、幸せそうじゃない萌奈美の様子に気がついていたり・・・
弟・肇(佐藤健)も「兄貴の傷つく姿を見たくない」と強く反対しながら、検査の内容を調べてくれたり(検査はしていなかったけど)・・・
この若い二人がいてこそ成り立つ話かなと思わせました。
加藤ローサ を検索
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もう一人、反対はしていても祐を見守っている友人の警官(山崎樹範)が温かくて良いですね。
山崎さん、「Dr.コトー診療所」(2003~6年)の三上医師の印象がずっと残っています。
でも、気づいてみたら、セリフは山崎さんが方言で、草なぎさんは標準語なんですね。
ちょっと笑ってしまいました。
萌奈美が検査を受けていないと知って、ガラス工房の車で東京まで着てしまった祐ですが・・・
仕事はどうするんだ、と突っ込みを入れながら観ていましたが、二人が会った時の草なぎさんの優しい笑顔が良かったですね。
萌奈美も本当に嬉しそうに笑っていたし・・・。
車でドライブし、笑顔で検査結果を語る萌奈美が何とも切ないですね。
二人の上、はるか遠くの空を2羽の鳥が並んで飛んでいました。
あれは偶然映り込んだんでしょうが、二人のこれからを象徴しているのか?何とも良いタイミングでした。
今井美樹 を検索
「私はもう大丈夫ですから・・・」
感謝と決別の思いで出た萌奈美の言葉でしたが・・・
このままで終わるわけもありません。
鍵は全部、夫が握っている感じで、これからがますます怖い展開になりそうです。
それにしても、スポンサー告知の画面に、これからの展開を煽るような文字が並んでいるのが気になりますね。
綺麗な映像、祐と萌奈美の佇まいに似つかわしくないように感じますが・・・。
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