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「ウチくる!?」市川亀治郎さん、「龍馬伝」の裏話

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16日放送「ウチくる!?」(フジテレビ)のゲストは、歌舞伎俳優の市川亀治郎さん。

 

テレビドラマ初出演だった、NHK大河ドラマ「風林火山」(2007年)から注目していました。

番組の中で、梅沢富美男さんが「NHKは周りの役者に合わせて演出をする。でも、亀治郎くんは違った。二度と出なくていいと思ったんじゃない?」と歯に衣着せず、笑いを交えてコメントしていました。

確かに、ほかの俳優さんと違って、歌舞伎をそのまま持ち込んできた感じがありましたよね。

ドラマ自体の面白さもあって、亀治郎さんの武田信玄は新鮮でした。

私にとっては、何十年ぶりかで、一年を通して観続けられた大河ドラマでした。

梅沢さんの心配をよそに、その後も亀治郎さんは「大仏開眼」(2010年)など、NHKにはたくさん出演していますね。

 


NHK大河ドラマ 風林火山 総集編

 

大仏開眼

 

 

ゲストのゲスト?で出演したのが、梅沢さん、落語家の柳家花緑さん、お笑いコンビのとろサーモン、そして写真家の長塚誠志さん。

VTRでは、同じ歌舞伎俳優仲間の市川染五郎さん、ネプチューン原田泰造さんと堀内健さん。

語られるエピソードは、それぞれに面白いものでした。

 

カメ流

 

 

番組内の亀治郎さん、自由闊達で、若さもありながら大物感がありましたね。

本人のコメントがまた凄くて・・・

歌舞伎の世界(梨園)は特別では無いこと、伝統やしきたりなどの一般から見た過剰なイメージをバッサリという感じで否定していました。

家系のプレッシャー、名前を継ぐプレッシャーなど無い、とも・・・。

芝居に対する常に向上しようという姿勢があって、「工夫をしなければ、下手に(しか)伝えられないならば、(歌舞伎は)滅びたほうがいい」とまで語っています。

 

澤瀉屋が、“学問の澤瀉屋”と呼ばれている理由なども紹介しています。

バラエティで、高学歴で知識豊富なところを見せているのも人気のひとつになっていますね。

 

最後に紹介された、写真家の長塚さんが、10年撮り続けている女形の写真も綺麗すぎて、惹き込まれて観てしまいました。

 

古典芸能

 


逃走中8 ~run for money~ 『王国編』(DVD)
↑ ビビる大木さんが語った、仕事で途中で帰った(自首)エピソードはこちらのようです。

 

 

とても印象的だったのは、いとこの香川照之さんとのエピソードでした。

事情があって(知られていることですね)、二人の初対面は大河ドラマに出演する前の先祖への墓参りのとき。

香川さんは、「風林火山」に出演する亀治郎さんに一日付き添い、周囲への挨拶まで細かい配慮をしてくれたそうです。

 

そして、二人は昨年の大河ドラマ「龍馬伝」で共演。

香川さんは岩崎弥太郎、亀治郎さんは暗殺者の今井信郎。

そのシーンが紹介されましたが、亀治郎さんは「鏡を見てしゃべっているみたい」と・・・。

撮影当時、モニターチェックをしていた龍馬役の福山雅治さんが「どっちだ!」と言ったとか。

 

番組レギュラーのビビる大木さんも、町人役で出演したということで、「龍馬伝」の撮影の裏側が語られました。

聴いていて鳥肌が立ちましたね。

 

(抜きじゃなく)全員いっぺんに撮影・・・

最初から最後まで(カメラを)止めない・・・

町が作られてあって、カメラも音声の人も侍の格好をしているので、どこから撮っているのかわからない・・・

どこが映り込むかわからない。映り込むと「オイ!どけ!」と、怒号が聴こえてくる・・・

 

龍馬暗殺のシーンは、中岡慎太郎(上川隆也)と龍馬が15分会話しているのを、雨の中でじっと聴いて待っている・・・

亀治郎さん曰く、「イエ~!!って、バァ~と出て行くんですよ。本当にこっちも興奮してくる」

殺陣は事前に作られていなくて、福山さんと二人で作ったそうです。

 

こうしてみると、あの暗殺のシーンで、ある知事選の当選確実のテロップが入ったことは何とも残念です。

緊急とは考えられないので、少しタイミングをずらすとか、数分後のニュースの時間を待っても良かったはずですから・・・。

再放送の時にも別のテロップが入ったようですね。

NHKに苦情が殺到したようですが、渾身の力で取り組んだ出演者やスタッフはどんなにか口惜しかっただろうと、今更ながら思ってしまいました。

正直、「龍馬伝」は土曜ドラマ「ハゲタカ」(2007年)チームが参加するということだけで、一年間付き合った大河ドラマでした。

ここに来て、その内幕(変わらないスタッフの取り組み方)を知ることが出来て嬉しかったですね。

 


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NHK大河ドラマ 龍馬伝 完全版 DVD BOX-3(season3)
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