「僕と彼女と彼女の生きる道」再放送
このところ、SMAPの草なぎ剛さんの話題ばかりになっていますが・・・。
こちら仙台では、昨日から「僕と彼女と彼女の生きる道」(2004年・フジテレビ)の再放送が始まっています。
映画「僕と妻の1778の物語」の15日公開に合わせてということでしょうね。
何度も観ているし、録画もしているのですが、結局テレビの画面に向かってしまっています。
裏で週3回、「相棒 season5」(テレビ朝日)の再放送があるので、悩んでいますが・・・。
「僕と彼女と・・・」は、本当に丁寧に作られていますね。
静かな音楽に綺麗な画面、静かに細やかに時を刻むようなシーンに惹き付けられます。
仕事にしか興味が無く、家庭のことに無関心だった銀行員・徹朗(草なぎ剛)がある日、突然妻(りょう)から離婚を切り出されてしまう。
残された娘・凛(美山加恋)の、クラスも担任の名前さえ知らない徹朗は、二人だけの生活に戸惑うことばかり・・・
そんな中、引き取ることを申し出る義母(長山藍子)に、ついホッとした表情を見せてしまう草なぎさんが凄いですね。
幼い子供に、「迷惑をかけてすみません」と言われてしまう徹朗・・・
凛の気持ちを理解している家庭教師・ゆら(小雪)に、すべてを見透かされてしまっています。
第1話は、観るのを飛ばしたいほど、徹朗の嫌な面が出てきますね。
これから、少しずつ変わっていって、父子の距離が縮まっていきます。
動物園で、飛んで行く風船を二人で見上げるシーンとか、ゆら先生の「どの道を選ぶかよりも、選んだ道でどう生きるかの方が、重要なんじゃないかって・・・」というセリフとか、好きなシーンがあります。
これからが楽しみです。
それにしても、つくづく思うのは草なぎさんは幸せな俳優さんだと思いますね。
演技力が評価されている(特に舞台で)のは、もちろん本人の資質とか努力とかがあってのことですが・・・
こうしてみると、いつも脇には小日向文世さんや大杉漣さんがいるんですよね。
映画「僕と妻の1778の物語」も、そのようですね。
本人もそうでしょうが、観る側にしても、何とも安心感があり、ドラマのクオリティも上がるように感じています。
何だか、草なぎさんは小日向さんや大杉さんたちに愛されている、と思えたりします。
草なぎさんには、そういう位置にいることを大事にしていって欲しい、と思いますね。
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<関連記事>
言葉の味、話の味~赤い風船のゆくえ 「僕と彼女と彼女の生きる道」 2009.2.25.
草なぎ剛さん三昧、まずは「任侠ヘルパーSP」から 2011.1.8.
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