旅立稲荷神社から宮沢橋まで
昨日の朝と今朝、突然の花火に驚かされました。
まるで頭上で炸裂するような音・・・
震災の後、余震も続いている最中なので、平静ではいられませんでした。
よくよく考えたら、毎年恒例の行事でした。
広瀬川(仙台市)を挟んで向い側に神社があり、連休初めには祭礼が行われます。
旅立稲荷神社といい、伊達政宗が旅の安全を祈願したと言われている神社です。
歴史があるわりには、小さくて目立たない、どこかの村にあるような静かな佇まいをしていますが・・・。
町内の神社が地震の影響で祭礼が行われないこともあって、散歩がてら出かけてみました。
懐かしい射的や金魚すくいの店などもあり、大勢の子供たちで賑わっていました。
すぐそばの土手で遊ぶ子供たちもいて、更にそれを見守る親たちもいて、と、その和やかさは震災のことを忘れさせるものがありましたね。
神社を覆うような大木があり、何の木かわかりませんが、個人的に“トトロの木”と呼んでいます。
その木にも葉が生い茂っていて、地震の頃に遠めに観た、茶色の枯れ枝だらけの木が一変していました。
季節はいつもどおり移っているんですね。
今更ながら感じます。
土手下を通って、広瀬川のほとりを遡って、宮沢橋まで足を伸ばしてみました。
例年通りに、鯉のぼりが泳いでいましたね。
こういう時に、こういう時だからこそ、手を尽くしてくれる人たちに頭が下がります。
本日、東北新幹線が全線復旧しましたね。
↑は、最近まで広瀬川の上に止まっていた新幹線です。(4月17日撮影)
写真の右下付近に旅立稲荷神社があります。
↑ 広瀬橋下から観た仙台市街地です。
まだまだ地震の爪あとがありますが、津波や原発の被害を受けた人たちのことを考えれば、信じられないほど復旧したように感じます。
↑ 毎年、逢いに行く桜です。“サクラビト”と呼ぶらしいですが・・・。(4月20日撮影)
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