竹駒さんへのお参りと断捨離
昨日(4月7日)は、岩沼市(宮城県)にいる姉を誘って、同市の竹駒神社に行ってきました。
仙台・岩沼間のJR在来線が復旧したということで、お互いを労おうという意味もありました。
竹駒神社は、日本三大稲荷のひとつです。
願うのはもちろん、“余震がおさまって、被災者がたとえ一歩ずつでも明るい未来に向えますように”しかありませんでした。
参拝を終えたら、たくさんの絵馬が目に止まりました。
合格祈願の間に、“EXILEのコンサートにたくさん行かれますように”とか“嵐に逢えますように”など、ほほえましく感じるものもあって、つい見入ってしまったものです。
その中には、今回の震災で亡くなった方たちを悼み、被災者が立ち直れることを祈る内容のものがありました。
みなさん、60歳代の方たちでしたね。
温かい想いに、胸が熱くなりました。
竹駒神社の境内は閑散としていたものの、何事も無かったように見えたものですが、よく見ると、たくさんの石灯籠の頭部分が落ちていたりして、かなりの被害を受けていました。
そんな中で、暖かい日差しを浴びながら、石組みの上に腰掛けての姉とのおしゃべり・・・
ゆったりとした時間が過ぎて、久しぶりに時間を忘れていましたね。
余震に怯えるのも、先行きの不安も忘れて過ごせた一日でしたが・・・
帰宅後、疲れて眠ったところに起きたのが大きな余震(震度6強・M7.4)でした。
3月11日と同じに、開けたガラス戸にしがみつきながら、部屋の中のあらゆる物が落ちていく音を聴いていました。
幸いにも電気は止まらなかったので、眠れない夜、また後片付けで過ごしました。
その前に、思いつくだけの電話をして、安否の確認をしましたが・・・。
今回は、珍しく電話が通じましたね。
本震の時にも思ったのですが、足元に落ちているものは本当は私にとって必要でないのかもしれない、ということ・・・。
古い録画ビデオなど、同じ物が同じようなかたちで落ちていました。
本当に大事なものって、そうそうあるものじゃないように思えます。
“断捨離”を実行する時かもしれません。
↑早咲きの桜がチラホラ咲いていました。
↓神社の本殿を撮影するのを忘れたため、前回参拝時(修繕中)の写真です。
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