「おひさま」チャップリンと白い息
毎朝、NHK朝ドラ「おひさま」を観ています。
今のところ、母親(原田知世)の死を除けば、辛い悲しいエピソードが無いのがいいですね。
ヒロインの陽子・井上真央さんが生き生きしていて、安心して観ていられるのが何よりです。
仲良し3人組のあとの2人が、真智子・マイコさんと育子・満島ひかりさん・・・。
たぶん3人ともに実年齢より若い役ですよね。
マイコさんにちょっと無理があるかな、と思って観ているんですが、当時の日本的美人という風情があり、何より好みの女優さんなので注目しています。
今朝は、陽子が兄・春樹(田中圭)のハガキで川原(金子ノブアキ)の好意を感じ、大喜びをしているところを父(寺脇康文)に見られてしまって・・・という顛末。
年頃の娘に戸惑う父親は、当時にしては珍しいほど優しい人ですね。
陽子の部屋を黙って開けてしまって非難をされ、悩みながら、鉛筆を削ってやっているわけですが・・・
食事時の、次男の茂樹(永山絢斗)とのやりとり “大人になると、削りたくなる時があるんだ”には笑ってしまいました。
「相棒」の亀山をちょっと思い出したものです。
海軍に入りたい気持ちを隠しながら、マイペースで脳天気風な茂樹と、父娘とのバランスがいいですね。
松本の兄を訪ねる陽子たち・・・
とたんに、みんな白い息を吐いているのが目立ちましたね。
春樹のハガキでは、寒くなる前に訪ねて来いという内容でしたが・・・。
学校(寮?)の前で、とたんに川原に逢うのに怖気づいてしまう陽子を真智子と育子が・・・
その様子を見ていてチャップリンの映画に例える川原・・・画面はモノクロでちょっと早送り風?
脚本は、「ちゅらさん」(2001年・NHK)などの岡田惠和さん。
こういう楽しい遊びが入るのが好きですね。
これから、陽子には波乱万丈の人生が待っているのでしょうが、岡田さんの脚本なら観続けられそうです。
昨日でしたか?現代のタケオとして犬塚弘さんが出てきて嬉しかったですね。
タケオはずっと陽子を見守り続けていくんですね。
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