「JIN‐仁‐」第3話
「JIN-仁-」第3話 TBS 5月1日放送
前回、和宮(黒川智花)に砒素を盛った疑いで南方(大沢たかお)が投獄された事件の続編です。
牢の中での活躍はいつもの南方らしいですが・・・。
拷問を受けるシーンは、観ていてキツイですね。
大河ドラマ「龍馬伝」(2010年・NHK)の岡田以蔵(佐藤健)を思い出してしまいました。
あちらの方が、映像に深みがあってリアルでしたが・・・。
最近、このドラマが世界の数十カ国に輸出されていて、“「おしん」を超えるか”とのネット・ニュースを読みました。
拷問シーンで、こういう耐えに耐えたりするところが受けるのかな、と思ったりしたものです。
ちなみに、「おしん」(1983、4年・NHK)は苦手で、ほとんど観ませんでしたが・・・。
それにしても、みんなが南方のために心を痛め、奔走するシーンがあって良かったですね。
咲(綾瀬はるか)の兄・橘恭太郎(小出恵介)、坂本龍馬(内野聖陽)、勝海舟(小日向文世)に新門辰五郎(中村敦夫)まで協力と・・・。
龍馬が、いかに南方が江戸の人たちを救ったか、と絶叫するシーンがあり、見せ場でした。
大沢たかお を検索
その中でも、やはり野風(中谷美紀)が、格好いいですね。
又遊郭に身売りをしてまで南方を助けようとして、ルロンと再会・・・
上手く出来過ぎの感じはしますが、最後の登場の仕方が格好いいので許せます。
“女の幸せをすべて手に入れるつもり”と言い切ってしまうのも・・・。
南方への想いが残っていても、南方の、咲の幸せを本気で願っている様子が伝わりますからね。
咲に先生との幸せを約束させながらの、久しぶりの「おさらばえ」が聴けて良かったです。
くるねこ 新シーズン 3
くるねこ 新シーズン 新・季節のくるねこ便3
中谷美紀 を検索
南方が、未来(中谷美紀)に逢えないことよりも、咲に逢えないのが辛いとわかったから、とプロポーズするシーン・・・
野風の想いをも感じながら、それを断る咲が、いじらしいほど凛としていて、感動的でしたね。
“自分の幸せは先生と一緒になることではない。後の世に仁友堂を残すこと。先生が戻る未来には自分がいない。それならば、私達の過ごした日々を残すこと”
いつか南方が未来へ戻ることを確信しているのが、何とも切ないです。
南方が釈放された時に、咲が足元にすがりつくシーンは良かったですね。
普通に抱きつくのとは違う、想いが伝わってくる良いシーンでした。
おまけに、“何が食べたいか?” “揚げ出し豆腐”の会話ですから・・・。
綾瀬はるか を検索
砒素を混入した犯人は、以前南方に恥をかかされた?医師(深水三章)だったんですね。
南方が無罪になったのは、医学館の多紀(相島一之)が再調査をしたからですが、そこまでも多紀の策略かと思ってしまいました。
ペニシリンの製造方法を差し出した時は、何て人が良いんだと思ってしまったのですが・・・。
福田(佐藤二朗)が仁友堂に戻りやすいように配慮したのは良かったです。
つい、相島さんの顔の悪さ(失礼!)に思い込みが深くなってしまいました。
一応事件が解決して、薩長同盟に力を尽くしに行く龍馬を見つめる南方の表情が柔らかいのは何を意味するのでしょうか?
ラスト、また頭痛が起きていましたね。
日本の歴史の部分を知らない外国人に、このドラマの面白さはどれほど理解されるのだろう、という意見がありました。
確かに、歴史を知っているのと知らないのとでは、面白さは違うでしょうね。
久しぶりに聴いた“神は乗り越えられる試練しか与えない”・・・
大震災が起きた今、それがより胸にこたえ、祈る想いで信じたい気持ちでいます。
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