NO.184-2 連続テレビ小説「オードリー」
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録り溜めたビデオの、あくまで個人的な記録です。
感想部分は、再生をしないで曖昧な記憶だけで書いているものもあります。
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<NO.184-2>録画日:2000年
連続テレビ小説「オードリー」 (NHK)
脚本:大石静
この回の出演者:岡本綾 長島一茂 佐々木蔵之介 堺雅人 國村隼 石井正則 仁科貴
あらすじ:
日本映画のメッカ・京都市太秦を舞台に、産みの母と育ての母の間で揺れながら成長したヒロイン・美月が映画に人生をささげていく姿を描く。 <Wikipediaより引用>
〔感想〕
この回は、たぶん物語の中盤あたりのものと思います。
ヒロインが女優になったものの役に恵まれず、大部屋俳優の長島さんと付き合っていても関係が上手くいかなくなってしまった頃のようです。
ストーリーは、Wikipediaに詳しく載っていますので、興味がありましたらどうぞ。
連続モノ、それもたった15分番組の10分足らずの部分を録画していました。
表示時間を見ると0時台、つまりお昼の再放送です。
朝観て、あまりに凄かったので、再放送で録画しました。
今でもその理由をはっきり覚えているのは、佐々木蔵之介さんのインパクトがあまりにもありすぎたからです。
このドラマで、佐々木さんのことを初めて知りました。
シーンは、剣豪スタイルの佐々木さんが映画会社の社長・國村隼さんに土下座され、長島さんを引き立てて欲しいと懇願されているところから・・・。
続くシーンは、神社のようなところでの長島さんとの俳優(大スターと一匹狼の大部屋俳優)としての対決・・・
このシーンで、映画「ゴッドファーザー」のテーマ音楽が流れたのには、ちょっと笑ってしまいました。
そして、二人の剣を使っての対決シーンとなります。
切りかかられた佐々木さんは左腕から流れる血をなめ、そのまま右手で刀をなめるようにして抜き、長島さんに切りかかります。
斬り合いの迫力もありますが、何より佐々木さんの目力、白目を剥くような表情が凄いのです。
これで佐々木蔵之介という俳優をしっかり認識しましたね。
そのほかにも、たった10分足らずの間に見どころがいっぱいでした。
堺雅人さんが監督役で、対決シーンを演出していますし、國村さんも存在感抜群です。
忘れていただけに、思いがけず観られて嬉しかったですね。
長島一茂さん、野球選手だったと思えないほど存在感があったのですが、最近は演技をしているところを観ていませんね。
石井正則さんが、社長の使いっぱしり(実はプロデューサー)のようにチョコマカ動いていました。
殺陣師役で仁科貴さんが登場していますが、改めて、亡くなったお父さん・川谷拓三さんに良く似ていると思いましたね。
ヒロインの岡本綾さんがスタッフとして借り出されて、大きな扇風機の前で枯れ葉を散らしていました。
それだけに対決シーンが迫力満点でしたが、さまざまな映画作りの裏側を見られたことが、このドラマの魅力でもありましたね。
それにしても、女優から旅館の女将、そして監督へと、波乱にとんだストーリーでした。
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