NO.321-3 映画「ビッグ」
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録り溜めたビデオの、あくまで個人的な記録です。
感想部分は、再生をしないで曖昧な記憶だけで書いているものもあります。
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<NO.321-3>録画日:不明
映画「ビッグ」〔'88・米〕
監督:ペニー・マーシャル
脚本:アン・スピルバーグほか
撮影:バリー・ソネンフェルド
音楽:ハワード・ショア
出演:トム・ハンクス エリザベス・パーキンス ジャレッド・ラシュトン
あらすじ&みどころ:
12歳の少年ジョシュはカーニバルでやって来た願い事をかなえてくれるマシン“ゾルター”に早く大人になりたいと願う。
翌朝、三十男に変身していた、心は12歳のままで・・・。
誰にも信じてもらえず、とりあえず親友と一緒に“ゾルター”の次の行き先のニューヨークへ。
マシンの到着を待つ間、おもちゃ会社に就職するが・・・。
トム・ハンクスの“子供の心を持った大人”のムードが最も生かされた作品。
この作品はブロードウェーでミュージカル化され、日本版では唐沢寿明さんがジョシュ役を演じている。
〔感想〕
評判になった、巨大ピアノの鍵盤を足で踏むシーンを改めて観てみました。
ジョシュが楽しそうなのは当然ですが、一緒に踏んでいる社長(ロバート・ロッジア)が微笑ましかったですね。
おもちゃが大好きな人、それもいい大人が社長でいる会社って、やはり夢があります。
何といっても好きなのは、ラスト、ジョシュが帰宅するシーンです。
愛し合うようになったスーザン(エリザベス・パーキンス)が、すべてを受け入れて、ジョシュを家まで送ります。
別れのキスを額にするスーザン・・・
大人と子供の境が厳然としてあることを、スーザンの理性として見せたという感じがしました。
それがまた、切なかったですね。
スーザンの目の前で、肩を落として家に向かうジョシュ・・・
しだいに、スーツがダボダボになり、“ママァー、ただいま”と家に駆け込んでいき、驚き迎える母親の声が聴こえます。
外には、脱ぎ捨てられた靴が残されています。
家の前の黄色い街路樹が映されて、次のシーンは子供二人(ジョシュと親友)が遊びに行く後姿・・・。
切ないけれども、ホッとさせるシーンでしたね。
今や“ビッグ”スターのトム・ハンクスですが、個人的には、少年の純真さを残したようなこの作品や「スプラッシュ」(1984年)の頃が好きです。
ラストの、車の中でスーザンと別れるシーン、トム・ハンクスの顔が竹野内豊さんに似て見えたんですが・・・。
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