スティーヴィー・ワンダー、ハッピー・バースディ「やじうまテレビ!」
朝の情報番組「やじうまテレビ!」(テレビ朝日)に“ニュース・きょう発!あの日あの時”というコーナーがあります。
担当は、吉澤一彦アナウンサー。
この時間帯に吉澤さんがいると安心します。
今朝、このコーナーではまず日本の震災に関してのメッセージが紹介されました。
“あなたたちは僕の家族です。愛しています”
この言葉だけで、今日のテーマがわかりました。
今日が、スティーヴィー・ワンダーの誕生日だとわかっていましたから・・・。
こちら仙台で、スティーヴィー・ワンダーの公演に3度ほど行ったことがあります。
20年ほど前、それも地方なのに彼の生のステージに触れられたことをいまだに奇跡に感じますね。
会場全体に広がる彼のオーラ、それが本当に温かいもので、こちらの胸が熱くなったことを最近のことのように覚えています。
彼のステージには独特の雰囲気がありました。
無神論者ですが、宗教的な雰囲気さえ感じて惹き込まれたものです。
当時、加茂中学校を訪問したニュースを観ていますが、それが今回紹介された盲目の少女の学校かも知れません。
「心の愛」が、最初はBread & Butterへ提供される曲だったこと、松任谷由実さんが詞を担当していたことは初めて知りました。
この曲は、聴くたびに胸が熱くなりますね。
というわけで、今日は久しぶりにスティーヴィー・ワンダーの音楽を聴いて過ごそうと思っています。
ラヴ、ハーモニー&エタニティ ~グレイテスト50・オブ・スティーヴィー・ワンダー
話は変わりますが、
今「高峰秀子の流儀」(斎藤明美著・新潮社)という本を読んでいます。
亡くなった高峰秀子さんの生き方、考え方の凄まじさ(何と表現していいのかわからない)に圧倒され、背筋を伸ばさずにはいられない状況で読み続けています。
読み終わるのがもったいないと思えるほど、中身の詰まった本です。
その中に、あるホテルでインタビューを受けていた時のエピソードがあります。
午後の喫茶室には、中高年の女性たちがコーヒーやケーキで楽しいおしゃべりをしています。
その光景を見て、高峰さんはポツリとつぶやきます。
“家に帰って、本でも読め”
高峰さんは5歳から女優の仕事をしていて、学校に通っていません。
独学で勉強をしています。
ここでは書ききれないほどの壮絶な人生があり、その中で生まれた人生観があります。
“家に帰って、本でも読め”
今日ぐらいは、スティーヴィー・ワンダーの音楽を聴きながら、本を読んで暮らそうかなと思っています。
私も、彼と同じ誕生日なものですから・・・。
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