「JIN‐仁‐」第8話
「JIN-仁-」第8話 TBS 6月5日放送
野風(中谷美紀)の帝王切開手術と龍馬(内野聖陽)が提言した大政奉還、両方の経緯が平行して描かれて、よりドラマチックに仕上げられていました。
相変わらず手術シーンが苦手の私などは、目を背けることが多くて、話を繋げるのが大変でした。
あそこまで表現するのは、このドラマの見せどころなんですかね。
先週に続いて、女性陣の目立つ回でした。
咲(綾瀬はるか)と野風の凛とした強さ、聡明さがますます発揮されてました。
それに比べて?、誠実過ぎるがゆえに悩む南方(大沢たかお)は、完全に咲のサポート無しではやっていけない状態になっていますね。
野風だけを助けるという、本人の思いと違う決断をした南方の行為を、寸前で止めましたし・・・。
野風自身も南方の嘘を見抜いていましたが・・・。
咲は、時には聖母かと思わせるほどの存在ですね。
野風が生死をかけて産んだ子供を抱き、“あなたは私の恋敵を作る方なんですよ”“傷つくことの多い南方に、誰よりも幸せな未来を与えてください”とは・・・。
綾瀬はるか を検索
野風の中谷さん、特別出演となっているのに、こんなに存在感があってよいものでしょうか?
一言一言、表情のひとつひとつに見とれてしまいます。
ただし、今回は手術シーンを除きますが・・・。
未来(みき)のことを知っているらしい野風と咲との、お互いを思いやり、心を割ったしみじみとした語り合いも素敵でした。
中谷美紀 を検索
龍馬は、ほとんど叫んでばかりいる印象が強いですね。
時期が時期ですから・・・。
それにしても、大政奉還について各藩の思惑が飛び交うシーンは、何だか今の政局を連想させました。
次元は違うでしょうが・・・。
結果を待つ龍馬が、予想以上に南方頼みになっているシーンが多かったのが意外でした。
大政奉還が決まって、南方が勝海舟(小日向文世)から見せられた文書の九つ目の保険のことで、申し訳ないけどちょっと笑えて、これがフィクションであることを思い出しましたが・・・。
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西郷(藤本隆宏)や大久保(眞島秀和)、中岡慎太郎(市川亀治郎)や後藤象二郎(宮川一朗太)などがちょっとずつ出演、容堂の名前がちょっとだけ出ていました。
大河ドラマ「龍馬伝」(2010年・NHK)を観ていたので、何とか理解が出来ましたが、このドラマだけだときつかったかもしれないですね。
原作コミックを読んでいる人は、また別の感慨があるのでしょうね。
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それにしても、ずっと気になっていた佐藤隆太さんが演じる青木とはどんな人物なのでしょうか?
勝手に、龍馬暗殺に関わっているような気がしていました。
大河ドラマの暗殺者とは違った解釈でのことですが・・・。
何を考えているのかわからない風情でいて、大政奉還には賛成していた・・・
大政奉還が決まって、外で大の字に眠る龍馬に刀を押し付けながらも、それをおさめ“もう良いですよね、兄上”って?
これまでそれに関するシーンがありましたか?
こちらに見落としがあったのでしょうが・・・。
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野風の出産が無事に終わったものの、史実にある龍馬の暗殺、それに奥医師(深水三章)に何か企みがあるようで、南方の行くところ苦難の連続ですね。
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