ピーター・フォークさんの訃報を知って
アメリカの俳優、ピーター・フォークさんが亡くなりましたね。
かつてヴィム・ヴェンダース監督の「ベルリン・天使の詩」(1987年)では、天使の役でした。
当時、その天使役を観たときにはとても嬉しかったものです。
天使と言っても、普通に飛行機に乗っていましたが・・・。
それまで、どうしても「刑事コロンボ」のイメージが拭えなくて、こちらもこの映画で視界が自由になったような気がしたものです。
この映画、ドイツが東西に分裂していた頃を舞台にしています。
NHKで放送された「刑事コロンボ」は、再放送のたびに繰り返し繰り返し観たものです。
コロンボがしつこくて、「古畑任三郎」や「相棒」の杉下右京どころではなかったですよね。
犯人につい同情したくなるように作られていましたね。
二つの刑事ドラマは、「刑事コロンボ」の影響を受けているのは間違いないのでしょう。
シリーズの中には、スティーヴン・スピルバーグ監督が映画デビューの前に撮った「構想の死角」(1971年)などもあって、印象に残っています。
特に好きだったのは「別れのワイン」(1973年)でした。
ラスト、しみじみと犯人とワインを飲むシーンがあります。
犯人役のドナルド・プレザンスさんをこの作品で覚え、出演していた「大脱走」(1963年)を観なおしたりしたものです。
そのプレザンスさんも、すでに亡くなっていたんですね。
構想の死角・別れのワイン (1982年) (サラ・ブックス―特選・刑事コロンボ〈1〉)
懐かしいテーマ曲とオープニング映像です。⇒ Youtube動画「刑事コロンボのテーマ」
犯人は上流階級の人間ばかりでしたが、改めて聴いてみると、ヘンリー・マンシーニの音楽も優雅でしたね。
ワクワクして、ドラマに入り込めたものでした。
映像のラストで、手を挙げているのは別れの挨拶のようですね。
作品の解説をしているファンサイトを見つけました。⇒推理と対決『刑事コロンボ』研究
その他にもいろいろあって、いまだに根強い人気があることを再認識しました。
ピーター・フォークさんのご冥福をお祈りいたします。
亡きジョン・カサヴェテス監督と深い親交があったと言われていましたけど、今回共演作品「マイキー&ニッキー」(1976年)の予告編の動画を見つけました。
これは嬉しかったですね。
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