「土曜スタジオパーク」の高良健吾さん
先週、NHK「土曜スタジオパーク」を観ました。
もちろん、高良健吾さん目当てですが・・・。
最初の登場で、「おひさま」の和成とはまったく違っていることに驚かされましたね。
当然と言えば当然なんですが・・・。
帽子からジーンズ系の上下に靴まで、ファッション雑誌から抜け出てきたようでした。
前を見据える眼力だけは変わりませんでしたね。
和成のときは抑え目ですが・・・。
それにしても、あのメッセージの厚い束にも驚かされました。
生放送やトーク番組が苦手と言いながら、落ち着いていて、それでいて自然体な感じでした。
普通にトークをしている声を聴いていると、和成の低く抑えた魅力的な声が演技なのだということがわかりますね。
井上真央さんがVTRで、“真面目で真っ直ぐな心を持っている人” “嘘偽りの無い芝居をする。今までに無いタイプ”と評していましたが、そのままなんでしょうね。
それは、「M」(2007年)の廣木隆一監督からもらった言葉を大切にしていることからもわかりました。
“お前の18年間が必要でお前を選んだんだから、お前がいることは正解”
悩んでいたけれども、役者をやっていこうと思えた言葉として、今も大切にしているとのことでした。
それにしても、まったく演技の勉強をしてこなかった彼が、こんなにたくさんの作品に出演して評判を呼んでいることに驚かされました。
演じることの楽しさを聞かれて、答えた言葉が印象的でした。
“自分がその場に居れたな、と思うとき”
生活の中の普通のことが、芝居になるとなかなか普通に出来ない・・・
でも、自分がそこに居るな、と思えるときがある、ということ。
廣木監督からの“わかりやすいことをするな” “表情で芝居をするな” “作ってくるな”・・・
テクニックに走ったりしないで、気持で入る、ということ。
素人には良くわからないけれども、高良さんの言葉にとても新鮮なものを感じました。
ベテランの俳優さんたちが、技術を駆使して、それでいて自然な演技に見せる・・・
そういうところとは別のところにいるように感じさせましたね。
映画は出演するのも観るのも好きなんですね。
映画館の座席は通路側を選ぶというのが、こちらと一緒で、ちょっと嬉しかったものです。
VTRで出演した両親役の串田和美さん、樋口可南子さんへの“二人のような大人になりたい”という尊敬のコメントは素敵でした。
役の魅力はご本人たちの魅力の上で成り立っているのでしょうね。
今朝の、樋口さんがタケオ(柄本時生)を前にして、すべてを理解して優しく見つめる眼に涙が浮かぶシーン、良かったですね。
串田さんはお休みでしたが・・・。
高良さん、終始ニコニコしながら、落ち着いて受け答えをしていたんですが・・・
熊本での学生時代は何気に友だちが多くて楽しそうでしたし、高所恐怖症なのに一度はスカイダイビングをしてみたい、などと若者らしさも見せて、良かったですね。
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