「加山雄三トリビュート60キャンドルズ」を聴いて
昨日の夕方、少し涼しくなったのを見計らって、最寄のブックオフへ行ってきました。
体調が悪くても、棚を眺めていると無心になれるんですよね。
ストレス解消法としては最高です。
珍しくCDコーナーを通ったら、まるで手に取ってくれとばかりに突き出ていた1枚のCDがありました。
タイトルは、「加山雄三トリビュート60キャンドルズ」。
当然、加山雄三さんのCDではないわけですが、収録されている曲やアーティスト名を見て驚きました。
加山さんの還暦を祝ってのトリビュートということで、錚々メンバーです。
別記しますが・・・。
中古品とは言え、500円(定価3,900円)で買えたのにも驚きました。
今はCDが売れないと言われていますが、実感しますね。
105円コーナーには、今人気のアーティストのものがズラリと並んでいますし・・・。
帰宅して、早速聴いてみました。
チューリップの「蒼い星くず」やASKAさんの「夜空を仰いで」など、新鮮ですね。
何と言っても、さだまさしさんの「旅人よ」がすんなり聴かせます。
伸びやかな歌声がぴったりで、でも、さださんの歌になっていて・・・
さださんが加山さんを尊敬してやまない様子を何度か見聞きしているので、よけいにそう感じるのかもしれません。
加山さんの曲で一番好きなのが「ある日渚で」です。
それを玉置浩二さんが歌ってくれていて、それが買うことになった決め手でした。
それにしても、みなさん当然プロですから、自分の歌にしているんですね。
女性で加山さんの曲?という心配をよそに、森山良子さんの「湘南ひき潮」など、透明感のある声で、極め細やかにしっとりと聴かせてくれています。
徳永英明さんなど、加山さんとはかなり距離があると思えるのに、徳永さんの「海その愛」として聴くことができて嬉しかったですね。
一番楽しそうに聴こえたのが、竹中直人(with東京スカパラダイスオーケストラ)さんですね。
竹中さん、ほとんど加山さんに成り切っていて、でも途中からどう聴いても青大将の田中邦衛さんの声に変わっていて、思わず笑ってしまいました。
加山さん、バラードもアップテンポな曲も、同じように朗々とらくらくと歌う印象があります。
こうして個性的なアーティストの曲として、違って聴こえるのも新鮮で良いものですね。
特に大ファンと言うわけでもなかったのに、映画のシリーズもたくさん観ていますし、歌も聴いていました。
有り余るほどの才能に溢れていた上に、一点の曇りも無い、あの明るさは、当時としては珍しかったですね。
だから、距離感があったのかもしれません。
あの石原裕次郎さんさえ、どこか陰の部分を引きずっていたように感じましたから・・・。
実際は、私生活では大変な状況を乗り越えてきたことは有名な話ですが・・・。
このCDが発売されたのが1997年。
今、加山さんはCMで“74歳の若大将”を公言しています。
若い人たちから見たら?かもしれませんが、こちら世代からはいくつになっても“若大将”ですね。
それにしても、年齢とともに声量は落ちるものと思っていましたが、先日聴いた西田敏行さん(「もしもピアノが弾けたなら」&宝くじのCM)と一緒で、その変わらないことに驚かされています。
☆「加山雄三トリビュート60キャンドルズ」
【収録内容】
1.1.君といつまでも(カールスモーキー石井)
1.2.夜空の星(THE ALFEE)
1.3.ブラック・サンド・ビーチ(多羅尾伴内楽団 Produced by 大瀧詠一)
1.4.蒼い星くず(チューリップ)
1.5.お嫁においで(槙原敬之)
1.6.白い浜(ON THIS BEACH)(高橋幸宏)
1.7.霧雨の舗道(甲斐よしひろ)
1.8.夜空を仰いで(ASKA)
1.9.旅人よ(さだまさし)
1.10.まだ見ぬ恋人(平松愛理)
2.1.君のために(TUBE)
2.2.二人だけの海(木根尚人)
2.3.白い砂の少女(バブルガム・ブラザーズ)
2.4.幻のアマリリア(南こうせつ)
2.5.ある日渚に(玉置浩二)
2.6.ロンリー・ナイト・カミング(杏里)
2.7.海,山,恋だ若大将!!
美しいヴィーナス~小さな恋人~君の瞳の蒼空~ブライト・ホーン
(竹中直人 with 東京スカパラダイス・オーケストラ)
2.8.湘南ひき潮(森山良子)
2.9.海 その愛(徳永英明)
2.10.時を超えて(TOSHI)
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