「永六輔の誰かとどこかで 七円の唄」を読んで
突然声が出にくくなったりするものですから、何かと不便です。
肝心な時に出なかったりするんですね。
ちなみに、原因は年齢的なものだとか・・・。
というわけで、朝リハビリを兼ねて、本を片っ端から音読をしています。
たった10分なのに、積読の本が意外なほどはけていきます。
今読んでいるのが、「永六輔の誰かとどこかで 七円の唄」(TBSサービス)・・・。
このシリーズは長く出版されていますが、これは今年の発行のものです。
つまり永六輔さんがパーキンソン病であることが公になってからですね。
巻頭の“はじめに”で、そのことに触れていて、ろれつが廻らなくてもラジオを辞めなかったことについて書いています。
その文章の中で、“パーキンソン病に気がついて、そのパーキンソン病という病気が、日常生活をゆっくり過ごせばいい、それがリハビリになるということも聞きました”と書いています。
何気ない言葉ですが、個人的には印象に残りましたね。
生活を見直す必要があるという意味で、ですが・・・。
久しぶりに読んだ「七円の唄」ですが、いつのまにか、寄せられた文章ごとに永さんがコメントを載せるスタイルになっていました。
一人一人の、慌しい日常の中の陽だまりのような時間が感じられる穏やかな文章は、いつもと変わらずに癒されます。
先日のNHKの「ヒューマンドキュメンタリー 永六輔・戦いの夏」では、病気と戦いながらも、相変わらず精力的に動き回る永さんの姿が観られました。
23日(日)の「ボクらの時代」(フジテレビ)に、大橋巨泉さん、藤田潔さんとともに出演するようです。
予告のテロップには“永久保存版”とありました。
どんな話題が出てくるのか、期待してしまいますね。
<関連記事>
永六輔さんがパーキンソン病に 2010.11.3.
永六輔さんの事故のニュースに 2010.11.19.
ヒューマンドキュメンタリー「永六輔 戦いの夏」 2011.10.1.
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