「南極大陸」第6話
日曜劇場「南極大陸」第6話
TBS 11月20日放送
氷室(堺雅人)も犬塚(山本裕典)も無事で良かったです。
先週の予告編でミスリードされた感じでしたね。
5年前の遭難の件も、特に深い真実があったような描写も無く、こちらの早とちりだったようで、何となく拍子抜けしました。
この件があってか、1年という越冬生活のせいか、倉持(木村拓哉)と氷室の仲も完全に取り戻せたようですが・・・
入れ替わるように、第2次越冬隊長役の宮沢和史さんが憎まれ役で登場してきたので、ちょっと笑ってしまいました。
もちろん、描かれた以上に、当時も激しい議論の展開になったのでしょうが・・・。
そうそう簡単な結論には至れなかったでしょう。
今回はあくまでドラマですから・・・。
今回の展開を、当時ニュースで知ったような気もしますが、映画「南極物語」(1983年)の影響が大きいでしょうね。
放送が終わったら、“@nifty瞬!ワード”で「南極物語」がトップになっていました。
取り残された犬たちのこと、宗谷のこと、知りたくなった人が大勢いたのでしょうね。
それにしても、このドラマは全何話なんでしょう?
ここへ来ての速い展開に驚いています。
後半は犬たちを残した後悔を延々と描く、などとはならないでしょうね。
「南極物語」は大ヒットしましたが、高倉健さんたちが犬の飼い主たちにお詫びにまわるシーンを批判していた映画評論家がいたことを思い出しました。
確か感傷的過ぎるとの意見でしたが・・・。
私は好きでしたけど・・・。
↑ヴァンゲリスの音楽を耳にすると、いまだに感動します。
越冬隊員の一人一人のエピソードなどは、星野(香川照之)の感謝の言葉だけで終わりそうですね。
私の予想はことごとく外れてしまっています。
後半は、頭を空っぽにして観ていきます。
南極の景色とか、頑張る宗谷とか、楽しみどころはたくさんあるでしょうし・・・。
↑ 著者の平山善吉さんは第1次~3次の南極観測隊員でした。
大きな夕日をバックにしての、倉持と犬たちとの別れのシーン・・・
ベタな映像かもしれませんけど、綺麗でした。
ヘリから俯瞰で映す昭和基地と犬たちのシーンは、倉持の不安を映していましたね。
観ている側はその後の事実を知っているわけで、よけいにその心情が伝わってきました。
下がり続けていた視聴率が回復したようですね。
せっかく頑張って作った作品ですから、大勢の人に観てもらいたいものです。
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