「南極大陸」第7話
日曜劇場「南極大陸」第7話
TBS 11月27日放送
事実として知っているので、覚悟はしていても、取り残された犬たちのシーンが多いのは辛いですね。
倉持(木村拓哉)を中心に、越冬隊員たちの苦悩が伝わってきましたが・・・
振り返ってみると、遭難事件の活躍以外に犬たちの活躍が描かれてきましたか?
感動しながらも、隊員たち全員の思い入れが突然のような気がしたのは、そのあたりが省略された感じがするからでしょうね。
苦悩する倉持役の木村さんはもちろんですが、今回目立ったのは白崎役の柴田恭兵さんですね。
土下座すると思ったら、本当に土下座しました。
こんなに愚直なまでに誠実で、人の間に立って苦悩する役が似合う俳優さんもいないなあ、とつくづく思ってしまいました。
ドラマ「ハゲタカ」(2007年・NHK)の芝野役の印象が抜けないですね。
重ねて観てしまいました。
すべてを断念した時のシーン・・・
倉持ではなく氷室(堺雅人)が白崎に掴みかかって抗議したのが印象的でした。
それは、倉持の代わりであるし、辛い決断をして批判を背負うことになる白崎を少しでも気持ち的に救うことでもあると思えたし・・・
ただし、その後に倉持が、いっそのこと犬たちを薬で死なせてくるからヘリを飛ばしてくれ、というシーンにはちょっと固まってしまいましたが・・・。
ドラマですから、とは思いましたが・・・。
ラスト、犬たちが首輪を外して自由になれたシーンがあったのには、少し救われました。
↑高倉健さん主演の映画です。ヴァンゲリスの音楽を耳にすると、いまだに感動します。
このドラマ、確かすべて撮影が終わってからの放送ですよね。
人気の芦田愛菜ちゃんの出番を急遽増やしたようなことを読んだことがありますが、そうだとしたら母親役の木村多江さんの出番も増えていたわけで、ちょっと嬉しいですね。
愛菜ちゃん、学校へ行っているんでしょうか?
“大人が好きな理想の子ども”という感じですが、同年代の子どもたちと交流できているんでしょうか?
あまりの人気に、よけいなことが気になります。
ほとんど憎まれ役で登場した岩城役の宮沢和史さん、宗谷内で越冬隊員と交流することで次第に理解できるようになっていってます。
今回出演シーンが多くて、俳優としての宮沢さんをじっくり観られて嬉しかったです。
日本の反応が大変な状況になっていますね。
いつも思うんですが、あのように批判的なビラなどを貼る人の気持ちはどうなんでしょうね。
どんな時も、批判できるのは、そのことで傷ついた人たちだけ、と思っているもので・・・。
真実って、当事者同士しかわからないし、もしかしたら当事者だってわかっていないかもしれないのに、傍から簡単には批判できないと思えるんですが・・・。
いまだに気になるのは、越冬隊員の一人・嵐山役の川村陽介さんを確認できていません。
うちのテレビが古くて映りが悪いせいではありますが・・・。
<これまでの感想> 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
↑ 著者の平山善吉さんは第1次~3次の南極観測隊員でした。
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