ちあきなおみさんを聴く「ラジオ深夜便」
「ラジオ深夜便」11月18日・午前3時台〔にっぽんの歌こころの歌〕
歌謡スター・思い出のヒット:ちあき なおみ集
ちあきなおみさんの歌を久しぶりに聴きました。
途中の「夜へ急ぐ人」からでしたが・・・。
「夜へ急ぐ人」は初めて聴いたような気がしますが、友川かずきさんの作詞作曲なんですね。
それも、ちあきさんが偶然テレビを観ていて、頼もうと思ったのだとか・・・。
「黄昏のビギン」などのソフトな歌い方とは又違った魅力のあるものでした。
歌の上手さは言うまでもないのですが、こんな歌を歌えた、自由な時代だったんだなと思ったものです。
個人的には、演歌系よりもこちらの方が好きですね。
「黄昏のビギン」が一番好きですが・・・。
今回、初めて聴いたちあきさんの「さとうきび畑」、森山良子さんとはまた違っていて、しみじみ聴き入りました。
ちあきさんの歌声を聴きながら、すっかり眼が覚めたのですが・・・
なぜか映画「居酒屋兆治」(1983年)を思い出しました。
ちあきさんは、兆治(高倉健)の近所のバーのママ役と思い込んでいたんですが、念のために調べてみたら、小料理屋の女将だったのが意外でした。
話は逸れますが・・・
この映画を思い出したのは、昨夜テレビの孤独死の特集で、この映画に出演した大原麗子さんを取り上げていたからでしょうね。
大原さんが残した資料(台本?)の表紙に、“健さん、カッコイイ”というような文字があって、彼女の心情を想像して切なくなりました。
女優としての生き方を選んだことでの孤独、最初のご主人・渡瀬恒彦さんへの想いも紹介されていましたが、今となっては何が真実かわかりませんね。
ちあきさんも、ご主人の郷鍈治さんが亡くなってからの活動休止が長いですね。
もうこのままで良いような気がします。
いつだって、彼女のたくさんの歌を聴くことが出来ますから・・・。
↓こんな記事を見つけました。
『ちあきなおみはお化けみたいな歌手だな、と思う。
やる気があるのか、ないのか。どこか無気力で、だらしがなく、日々の暮らしに疲れている雰囲気があって、歌を歌っていても、次の瞬間には、ふとマイクを離してどこかへ行ってしまいそうな、「厭きた」の一言残して消えてしまいそうな、風が吹けばその場で霧散するような、そんな雰囲気がある。・・・』 「歌伝説 ちあきなおみの世界」視聴記
<番組で流れた曲>
黄昏のビギン
四つのお願い
喝采
さだめ川
矢切の渡し
夜へ急ぐ人
役者
紅とんぼ(あかとんぼ)
星影の小径(ほしかげのこみち)
さとうきび畑
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