「相棒season10」第4話“ライフライン”
「相棒season10」第4話“ライフライン”
テレビ朝日 11月9日放送
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反響を呼んだ“ボーダーライン”(season9・第8話)と同じような系列の内容、と事前に知っていましたが・・・
本当に重たかったですね。
season10になってからの重たい話の連続は、正直、どうしたんだろう「相棒」は?と思ってしまいました。
ひたすら暗く重い内容は、このご時勢には辛くて、作る側にどんな意図があるのだろう?とも・・・。
もともと、刑事物に明るさなどを求めてもいけないのでしょうが・・・。
このままだと、下がっている視聴率がますます下がっていくような気がします。
視聴率自体はかまわないのですが、そのことで「相棒」テイストが変わってしまわないかと心配です。
これも「相棒」の立派なジャンルのひとつ(メイン?)ではあるんですが、時期的に集中して出てくるのはキツイですね。
ゲストのほとんどが、こちらの知らない俳優さんばかりだったことが、よけいに現実感がありました。
闇金の男の言動など、知らない世界だからこそか、恐怖感を味わいゾッとしましたね。
同業だからこそ理解できるその辛さ、自分の代わりを、自分自身を見てしまう・・・
そして、その状況からの相手(=自分自身)の解放を、その思いでのとっさの殺人・・・
感謝しながら、カッターを抜き、指紋を消す被害者・・・
正視できないシーンでした。
家族のため、社員のために何としてでもと、闇金の取立て、それも同業者への取立てまでして頑張り続けた被害者・・・
前日に社員の一人が辞めた、傍から見ればほんの些細なことに、限界まで張っていた糸が切れてしまった・・・
夫の死を知っても、生活の不安を訴える妻・・・
良い時もあったでしょうに、歯車が狂うとどんどん悪いほうへ堕ちていく・・・
“ボーダーライン”にもありましたけど、現実にも普通にあることですよね。
何とも救いがたい内容でした。
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何とか救われるシーンを思い出してみました。
右京(水谷豊)の昔の職場が捜査2課・・・
どんな仕事をするのかと言えば、財務分析だったんですね。
電卓を打つ右京に笑いました。
あれは本当の数字を打っていたんでしょうかね。
伊丹(川原和久)と神戸(及川光博)の、“なぜ現場にいるのか気になる” “(右京との)セットと考えてください”の会話にもほっこりしました。
ラストで、神戸が初めて花の里の閉店を知ったのには驚きました。
第1話からどれだけ時間経過があったのかわかりませんが、二人の関係に又距離が出来ていたかも知れないとは言え、驚きましたね。
それでも、神戸の好きなナポリタンに誘っていましたが・・・。
この暗い展開の最後に出てくる“ナポリタン”は、唐突過ぎて、ちょっと癒しにはなりにくかったような気がします。
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予告で、彼女の明るい笑顔が見られましたので、気分の変わった内容を期待しています。
ただ彼女も重い過去を引きずっていましたよね。
軽い内容で良いですから・・・。
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