「相棒season10」第9話“あすなろの唄”
「相棒season10」第9話“あるなろの唄”
テレビ朝日 12月14日放送
今回は、ほとんど「刑事コロンボ」方式のようでしたね。
ゲストの利重剛さん、出ずっぱり感がありました。
これが個性的な俳優さんだと鬱陶しくなるところですが・・・。
利重さんは気になる俳優さん(映画監督でもあります)の一人です。
右京(水谷豊)がやたら独走している感じがしました。
もともと細かいことが気になり、自分が思うがままに、という人ではありますが・・・。
事件の匂いに張り切るあまりという感じで、現場に駆けつけてきた神戸(及川光博)に嫌味を言ったりして・・・
神戸の方が慣れてしまって、一方的なギスギス感ではありましたが、この感じは久しぶりでしたね。
それでも、二人の間はかなり息が合っているということのようです。
栗田(利重剛)と会話しながら、亡くなった高松教授が持っていた名刺の束をやりとりするシーン、その息の合い方に笑ってしまいました。
神戸が、刑事部長(片桐竜次)から叱られる役回りを、軽く引き継ぐシーンもありました。
ラスト、右京の“グッジョブ”とばかりに指を立てるシーンもありましたし・・・。
水谷豊 を検索
今回は、鑑識の米沢(六角精児)と捜査一課トリオの出番が多かったですね。
米沢はいつもは右京の信奉者で絶対的な協力者のはずが、何だか振り回されていて、いつキレるのかとハラハラしてしまいました。
それにしても、このところ連発している右京の“どうも有難う”が変に耳に残ります。
セリフのタイミングがおかしく感じるのは、こちらの気のせいでしょうか。
捜査一課もそれぞれに個性を出せていました。
伊丹(川原和久)の正義感、芹沢(山中崇史)の立ち回りの上手さ、それに三浦(大谷亮介)の英語も出てきました。
何だかんだ言っても、特命とのコンビネーションが上手くいっているのがわかりますね。
取調室で、神戸が全滅したバクテクロリスの写真を伊丹と三浦、そして栗田にと渡したシーン、飛ばされた芹沢の表情が何とも面白かったです。
犬のおまわりさん << 出演:川原和久
硫化水素で殺されそうになった二人が、突然防毒マスクをしていたのには驚きました。
改めて録画を観直したら、研究室のドアの前で栗田に押し込まれる瞬間に、神戸がそれらしい物を持っていましたね。
栗田たちの研究は、あくまでドラマ上のことなのか、それとも実際に行われているものなのか気になります。
成功したら、本当に世界情勢が変わりますね。
ラストで、全滅したと思ったバクテクロリスの一部を神戸が保管していた・・・
そこに微かであっても希望があって、久しぶりに気持ちの良い終わり方でした。
このドラマでは、今回のように検視官が表に出てくること(ちょっとでしたが)はあまり無いですね。
たまたま最近まで「臨場」(2009年・テレビ朝日)の再放送があったので、特別に関心を持って観てしまいました。
改めて観た「臨場」には、つい惹き込まれてしまう魅力がありました。
続編が観たいですね。
今年の放送は、今回で終わり。
元日スペシャル“ピエロ”の予告編が流されました。
久しぶりにアクション系のようで、正月らしい娯楽作品になりそうですね。
神戸が監禁?されるようで、楽しみです。
及川光博 を検索
<これまでの感想>
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
<関連記事>
「相棒ten」来週放送開始 2011.10.12.
「相棒」コラボパンを昼食に 2011.12.13.
相棒 season 9 ブルーレイ BOX【Blu-ray】
相棒 を検索
« 「相棒」コラボパンを昼食に | トップページ | 朝ドラ「カーネーション」和解と万歳 »
「ドラマ「相棒season10」」カテゴリの記事
- 「相棒season10」最終回スペシャル“罪と罰”(2012.03.22)
- 「相棒season10」第18話“守るべきもの”(2012.03.08)
- 「相棒season10」第17話“陣川、父親になる”(2012.03.01)
- 「相棒season10」第16話“宣誓”(2012.02.16)
- 「相棒season10」第15話“アンテナ”(2012.02.09)