「平清盛」第2回“無頼の高平太”
大河ドラマ「平清盛」第2回“無頼の高平太”
NHK総合 1月15日放送
今回も楽しんで観られました。
初回の視聴率が低かったことが話題になっていますね。
やはり汚いイメージが響いたんでしょうか?
平清盛がどちらかというと悪役というイメージがあるからでしょうか?
私など、名前だけは知っているものの、人となりはもちろん歴史的なこともほとんど知らないので、その分興味津々で観ていられますが・・・。
オープニングが源頼朝(岡田将生)のシーンから始まるのはパターンなのでしょうかね。
第2回にして、松山ケンイチさんの登場です。
無頼で、汚れている姿は、又視聴者に引かれてしまうかなとちょっと心配ではありますが・・・。
それでも、時々“えっ”とか“はい”とかのセリフが、ちょっと素に感じたり、現代的に響いてホッとしたりしました。
続々初登場の俳優さんたちにワクワクしました。
鱸丸役上川隆也さんも、かなり汚くてわかりませんでしたね。
清盛と、仕掛けた落とし穴に落ちた高階通憲役・阿部サダヲさんとのシーン・・・
阿部さんの、重いことを言ってるんですが、軽いセリフ回しが好きでしたね。
阿部さんに初めて注目してしまいました。
清盛が白河法皇(伊東四朗)に、鱸丸の父親の釈放を直訴するシーン・・・
そこで真実を知り、亡くなった母への思いなど、複雑な思いを込めて土に触れるシーンには音が消えていましたね。
衝撃に耐えているのか、愛おしさをこめてなでているのか、清盛の手と土(砂?)のアップの映像が印象的でした。
それにしても、身分の低い武士の身で法皇に会えるのか、などと疑問が沸いたりしますが、そうなるとドラマになりませんからね。
朝廷を“王家”と呼ぶセリフにも異論があるようですが、そのあたりもいろいろと考証の上だと思いますが・・・。
今回のハイライトは、何と言っても、法皇を前にしての清盛の舞のシーンでしょうね。
“汚い”から一転して目が覚めるような綺麗なシーンになっていて、ちょっとホッとしたりしました。
観ることに力が入りすぎて、鱸丸と一緒に法皇を討とう(気持ちはそうでしょうが)とするのか、とハラハラしたシーンでした。
すべてを終えて、父・忠盛(中井貴一)に“好きに生きる”と宣言し、それに“好きにせよ”と答える忠盛・・・
お互いに、ほんの一瞬微笑んだように見えました。
こういう細やかなところで、俳優さんって凄いな、と感じさせられますね。
玉木宏さんと國村隼さんがラストに登場・・・
これからもどんどん注目の俳優さんたちが登場するのかと思うと楽しみですし、何より展開がわからないことでの興味が増しています。
蛇足ですが・・・
このドラマを“汚い”と批判したという知事が、逆に批判されているという記事がありました。
どのような見方をするかは自由なのですが、大河ドラマが観光PRのためにあるようなコメントには引っかかりを感じました。
結果的に観光PRになるのが良いわけですから・・・
純粋にドラマを楽しんでいるので、そこのところがちょっと引っかかってしまいましたね。
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