朝ドラ「カーネーション」新しきもの
朝ドラ「カーネーション」(NHK)を欠かさず観ています。
長丁場のドラマは、たいてい途中からパワーダウンするものですが、この番組は違いますね。
戦後の新しい幕開けとお正月明けの放送が上手く重なって、明るいほうへと、ヒロイン・糸子(尾野真千子)がパワーアップしていて気持ちがいいです。
バイタリティー溢れて突き進んでいる糸子ですが、周防(綾野剛)のことだけは別ですね。
とたんに映像の流れがゆっくりとなり、まだるっこく感じたりしたものです。
時代が時代だし、事情が事情ですけども・・・。
観ていて、こういう展開が苦手なので、今日の告白でホッとしました。
とにかく話は動くわけですから・・・。
この先どういうことになるのかわかりませんが、糸子には立ち止まらず常に前へという姿勢で行ってほしいところです。
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昨日と今日のシーンを観ていて、糸子の再婚相手は北村(ほっしゃん。)で良いような気がしてきました。
ほっしゃん。さん、演技をしているのを初めて観ましたが、良い感じでしたから・・・。
北村なら、家庭も仕事も良いパートナーになりそうに思えてきました。
常に物静かな周防役の綾野剛さん、初めて観た俳優さんです。
この先も出続けたら、長谷川博己さん以上にブレイクするかもしれない、と思っているんですが、どうでしょうか?
すでに有名な俳優さんだったら、失礼な話ですが・・・。
今日、一番印象的だったのは、組合長(近藤正臣)のセリフでした。
糸子たちが参加した、北村のレディメイドの工場開始を前にして・・・
“戦争で焼けてしまったものは二度と取り返せない。新しいものはまだ手に入れることが出来る。切り開いて行け”
しみじみ語る言葉は、糸子の独白“組合長は何が焼けてしまったのか、周防さんが長崎でどんな思いをしたのか・・・”に繋がって、静かに感動させられました。
北村の場合は“北村さんにはなぜ女性がいないのか”でしたか?
組合長の言葉が、東日本大震災の被災者への静かなエールに聴こえたのは、私だけではないでしょうね。
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