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「あさイチ」原田知世さん

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今朝の「あさイチ」(NHK)のプレミアム・トークのゲストは、女優の原田知世さん。

映画「時をかける少女」(1983年)でデビューしたのが15歳、現在は44歳とのこと。

キュートで、今も変わらない透明感は奇跡とも思えます。

先日、「徹子の部屋」(テレビ朝日)に出演したフランスの女優ソフィー・マルソーさんと、まったく同じ感じですね。

 

角川映画のオーディションで特別賞を受賞したのがデビューのきっかけですが、真田広之さんのファンで相手役に応募していたことは初めて知りました。

トークの合間に、大林宣彦監督がたびたびVTR出演をしています。

まるで可愛い娘の思い出を語るように、当時のエピソードを紹介してくれました。

ラストシーンの「愛なの?」のセリフが、食べた豚汁が出そうでなかなか言えないので、夜中に一人縄跳びをしていたという原田さん・・・

その一生懸命な光景が目に見えるようで、微笑ましかったですね。

 

 

 

朝ドラ「おひさま」の母親役の話から、お姉さん(原田貴和子)の近況がちょっと出てきました。

貴和子さん、結婚して子供さんがいるようです。

 

驚いたのは、「時をかける少女」で共演した高柳良一さんのVTR出演でした。

ニッポン放送でサラリーマンになっていましたね。

崖のシーンで危険な目に遭い、“大学を卒業したらサラリーマンになる”と語ったのがそのとおりになったエピソードを語ってくれました。

高柳さんも変わらないままに落ち着いた47歳になっていて、原田さんとは今でも家族ぐるみでの付き合いがあるという、何とも素敵な話題でした。

 

「時をかける少女」のラストシーン・・・倒れた原田さんが起き上がって主題歌を歌い、過去の映像や出演者が出てくるエンディング・・・

画期的な映像だったようで、当時は賛否両論があったのかもしれませんが、一観客としてはラストの切ない気分が解消されてホッとさせられたものでした。

 

「時をかける少女」「私をスキーに連れてって」(1987年)そして、最新作の「しあわせのパン」まで、映像がたっぷり流されました。

北海道の四季を舞台にした「しあわせのパン」、映像だけでも癒されそうです。

夫役の大泉洋さんとはかなり年齢が離れていると思うのですが、まったく違和感がありませんね。

 

 

 

原田さん、迷いがあって立ち止まった20代には音楽活動をしていたとのこと。

作詞作曲まで手がけていたことは知りませんでした。

映像で紹介された、30代になってのボサノバ調「時をかける少女」は大人の魅力に溢れていて素敵でした。

 

 

 

37歳で画家のエドツワキさんと結婚。

年に一度は二人で旅をして、その間のエピソードなどやはりイメージを裏切りませんでしたね。

番組中も、あの優しい声でMC3人に配慮しながら楽しそうに、それでいて、よどみなく答えていたのが強く印象に残りました。

 

教育テレビ(現在・Eテレ)で放送されていたアニメ「やさいのようせい」は、原田さんのナレーションでした。

映像の美しさ、可愛らしさに、原田さんの優しい温かい声がマッチしていて、大好きでしたね。

 

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