「平清盛」第6回“西海の海賊王”
大河ドラマ「平清盛」第6回“西海の海賊王”
NHK総合 2月12日放送
今回は、海賊との戦いや船の中のシーンが多かったですね。
本当にむさくるしい画面で、また“汚い”という批判が出てくるのではないかと冷や冷やして観ていました。
個人的には、このドラマも「龍馬伝」(2010年)の映像と似ていて好きですけど・・・。
埃はコンスターチを利用しているとか聞くと、スタッフの苦心のほどを感じますね。
今回も、清盛(松山ケンイチ)が海賊船に向けて小舟を出そうとした時に、櫂の先の方をアップにした奥行きのある撮影に、思わず“おおっ”とか声が出そうになりました。
あくまで個人的な楽しみ方ですが・・・。
海賊との団体戦?にしても、個人戦(清盛VS兎丸)にしても、なかなか迫力があって楽しめたのですが・・・
本当は戦いシーンは苦手で、特に矢が駄目で、まともには観ていませんでした。
清盛対兎丸(加藤浩次)は、お互いに恨みがあっての対決ですが・・・
自分の出生の秘密を知らされたことに対する清盛の恨み辛みは、もうひとつ響かなかったですね。
敵も味方も注目する中での一騎打ちで、感動のシーンなのでしょうが・・・。
いつも清盛を否定していた叔父の忠正(豊原功補)が捉えられていた清盛を救ったし、その叔父を含めて、父・忠盛(中井貴一)ら大勢に見守られての対決であり、本音を思いっきり吐き出したシーンでした。
これですっきりして、これからは成長した清盛が見られるのでしょうか。
兎丸役の加藤浩次さん、お笑いタレントや司会者としては知っていましたが、俳優としては初めて観ました。
松山さんを相手に、互角に渡り合って大奮闘でしたね。
とても大きく見えました。
宋へ行きたいと海賊船(唐船)に乗り込もうとして、清盛と一緒に捉えられてしまった高階通憲(阿部サダヲ)ですが・・・
やはりこの人というか、阿部さんが出てくるとホッとしますね。
軽くて、でもすべてを見通していて、彼のところだけ空気が違うのが癒しになります。
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田中麗奈さん(由良姫)と深田恭子さん(時子)が初登場ですね。
どちらも、現代風な口調なので、ちょっと違和感がありましたが・・・。
去年の「江~姫たちの戦国~」では、上野樹里さん演じる江が、行列をする明智光秀(だったか?)に向かって叫ぶシーンで、挫折してしまいました。
今回もドキッとしたのですが、まったく史実を知らない分だけ展開が楽しみ・・・ということで観続けられそうです。
<これまでの感想>
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